境港の水売り船
(上野・東京都美術館第27回元陽展奨励賞受賞作/F100号)

日時●2000年4月21日(金)〜25日(火)10:00〜18:00
会場●サンテラス(2Fサンホール)
    〒685-0016 島根県隠岐郡西郷町城北町 TEL:08512-2-1211


西郷出身の備後勲が、約20年のキャリアで趣味として描いた油絵を65点ほど展示しました。

彼の友人達に絵の写真を見せたら大変好評で、地元で展覧会を開いてほしい、というリクエストもあって今回の展覧会になりました。
ただし、隠岐での展示ということを考え、展示した絵のうち、1/4くらいは牛突きや八尾川など、隠岐に関連した題材を、99年秋に行った取材(このHPでネタにしてるトピックはその時に同行したもの多し)を元に描いています。
絵を購入希望の人には販売も、また欲しい絵が売れてしまった場合には、新たに描く注文も受け付けました。

事前にNHKや山陰中央新報など、地元系の新聞社と放送局に、備後勲のプロフィールと展覧会の案内を送っておいたのですが、開催一日目にNHK山陰と山陰中央日報が取材に来ました(この後に国分寺の蓮華会舞に行ったら、同じカメラマンさんが撮ってた)。
翌21日の朝日新聞に、牛突き入場の絵がついた記事が載りました。
22日にはNHKで朝7時45分頃、2分くらいこの展覧会の映像が流れました(客として映っていたのが親戚で、山口や大阪でも流れたらしく、親戚連中が驚いて家に電話をくれたそうで)。
また23日には、山陰中央新報に会場の写真の記事が出ました。


そして、サンテラスの方でもチラシを作って新聞に入れてくれ、立て看板も作ってもらったのは助かりました(石橋さん藤山さんありがとうッス!)。


サンテラスで入れてくれたチラシ。 会場入り口。


展覧会に来てくれた人は、備後勲の親戚や旧知の知り合いだけでなく、上記のチラシや新聞、TVで知って来てくれた人や、買い物のついでに寄ってくれた人たちもけっこう来てくれて、記帳してくれた人だけでも700人くらいいました。記帳しない人もいたので、そういう人も入れたら来場者はもっと多いはずで、まずは成功と言えそうです。
絵の方半分くらい売れましたが、売れた絵は浄土が浦や檀鏡の滝など、やはり地元隠岐に関わるものが強かったようです。

会場として使ったサンホールは、予想した以上に広いイベントスペースでした。
会場が狭かった場合、つい立てを使うことも考えましたが、そうした場合は狭苦しくなり、来場の人には見にくくなったことでしょう。
しかしサンホールはそんなこともなく、余裕を持ったスペースで展示ができました。展示や来客用の設備も整ってるし、雰囲気的にもベストの会場だったと思います。
ただこのサンホール、天井がかなり高いので、開場準備の時に持ってきた釣り下げ金具で絵を吊るしてみたら、絵の位置がかなり高くなってしまったので、金具の先にたこ糸を付けて絵を吊るすことになったのは予想外でした。

*個々の絵の写真に関しては、このとき展示された絵も含め、「備後勲ミュージアム」(仮題)として、アップする予定です。


NHKのカメラさん撮影中。 絵の注文も受け付け。