イスラム圏民主化
(2111年2月16日)
 イスラム圏の独裁政権に対する民主運動が盛んになってきている。しかも諸外国の傀儡政権的な国だけではない。そんななかで統治主体を失えば利益を得てきた欧米各国の影響は大きい.。反面、新しいムーブ、イスラムの民主主導国家の誕生に期待(&不安)
大相撲
(2011年2月15日)
 覚醒剤、暴行死、野球賭博、八百長とまだまだ大変な相撲界
 日本の国技ということで、公益法人化の方向でいたが、これでは納税者が納得しない。
 海外で国技といわれるものは民間企業がオーナーで所属選手は自分の成績のために努力している。ファンに好かれるかことも自分の成績に含まれている。
 日本でも野球、サッカーは民間企業が経営している。また、格闘技など自主興行もある。
 国技保存は大切だが、民間に託すしかなくなっているのではないか。「○○企業の力士が首位独走」とか、自主興行で「土俵際・電流、土俵外・爆破」デスマッチ取組とか、異種格闘技交流戦とか、民間に託した方が盛り上がることは間違いない。
 
 そうしたら、もっと外国人も参加しやすくなるし、オリンピック等の国際試合が盛んになるはず。
 ちなみに、外国籍で相撲を始めた人の動機の殆どは「肥満でもできるスポーツがあるなら」ということだから、相撲の存在を知ったら選手人口は増える。
 既に外国人力士がトップの相撲だし、民間&グローバル展開で日本国民は納得するんじゃないかな。
地球温暖化・鮪
(2010年3月14日)

(2010年3月24日)
 毎年、北海道に行って感じるのが温暖化。今年は凄い。
 ラッコが棲みついてウニを食い尽くすなどあったし、スキー場も平年の1ヶ月先の春の時のベタベタ状態。この時期に雪ではなく、雨が降る状況も温暖化を感じさせる。
 そこで環境保護を改めて考えた。分別回収(ドイツのリサイクル社会)を導入したものの、日本にはチャリティという精神がなく、社会のためという考えが薄く、うまくいかない。平気で道端にゴミを捨てる。
 慈愛心、教育心、向学心とか言われていることを実践したい。
 それと、世界を平和にしよう、と、うたっている国が、京都議定書に調印もせずに、鯨・鮪・トヨタに鉾先を向けて、自国の産業を優先しているのは環境保護および自由競争の本質から外れている。経済ヤクザか。。。

【3月24日】
 ワシントン条約締約国会議で鮪の禁漁が否決された。これには利害関係が一致した中国の協力やリビアの即時採決提案など、アジア・アラブ・アフリカ諸国の理解なしにはありえなかった事だ。日本は欧米偏重主義から脱する時が来たと感じた。環境保護は大事だが、標的になる国の文化・経済も大事であり、一方的な内容では単なる横暴な行為にしか感じない。NOと言った諸国を尊敬するとともに、日本もNOと言える国に成長して欲しい。
 鮪が食卓に上がって欲しい自分がいる一方で、ハンバーガー・牛丼だけで満足な若い世代もいる。いつかは魚介類を食べなくなり、牛肉を輸入に頼る日本になる時に、同様の提案に対して、日本は欧米側についてしまうのだろう。⇒世代が変われば、国も変わる。だから、世界は安定しない。
⇒だけど、頭の良い方達が世界の均衡を度々予言してくれるんでしょうね。⇒???
朝青龍
(2010年2月4日)
 暴行死事件や理事会選挙でまだまだ大変な相撲界での横綱の不祥事
 過去にもあったから、個人的には大変だという感覚はない。
 失礼な意見を言わせてもらうと、プロレスデヴューして、先輩の曙と、後楽園ホールで、有刺鉄線ロープ&蛍光灯デスマッチをして再出発して欲しい。絶対、見に行く。
米国大統領
(2008年11月11日)
 リンカーンが予測しただろうか?有色人種の大統領誕生
 本当に自由の国、移民の国にアメリカは変わった。。
 今までの白人主導の産業、軍事複合政策は大きく変わるのだろうか?
 外交はどうなるのだろうか?先が見えない。
 自動車産業が若年層の意識変化により大幅不調で、軍事産業も停滞、金融も不安が拡大。そんな環境での就任だけに、不安も期待も大きい。
 世界経済の転換期によい変化を期待している。ガンバレ。
米国発金融危機
(2008年10月10日)
(2008年10月24日)
(2008年10月27日)
(2008年10月30日)
 本日、日経平均株価が9,000円を下回り、大和生命が更正特例法の申請を行い、日本にもリーマンブラザーズの米国破産法申請やAIGの国有化を発端とした金融危機が波及してきた。
 全てサブプライムローンが元凶で、投資による練金術に目がくらみ、その元となる本質部分が見えなくなったことによる取り返しの付かない失敗だ。
 物が溢れ、何でもお金で買える時代、お金が一番大切で、頭の中はお金のことばかりの金融至上主義、投資でお金を稼ぐのが勝ち組のような勘違い。楽して稼ごうとする振り込め詐欺と同じで、努力しないでお金を稼ごうという経営が招いた「おバカな結末」。お金は物を売って稼ぐものであり、この日は金融至上主義の終わりの日だ。
 原油、鉱物、食料など衣食住に関する物価は高騰し、物が溢れていた時代から、昔の(今より)貧しい時代に逆行していく過程で、物資至上主義に代わっていくことだろう。
 お金よりも、物の大切さを理解し、その物に携わった人々に感謝できる心の豊かな世界に変わることを願う。

【10月24日】
 2週間後に日経平均株価が7,649円、1ドル95円と金融至上主義とドル基軸通貨の崩壊が急激に進みつつある。(物の豊かさではなく)心の豊かさの時代に戻れるのか、世界経済が崩壊するのか、先行き不安だが、悲観的になってもしょうがないので、楽観的に心の豊かな時代になることに期待する。

【10月27日】
 週明け日経平均株価は7,162円、1ドル93円と更新中
【10月30日】
 日経平均株価は9,029円、1ドル98円と市場が復旧してきた。しかしその爪跡は大きく、金融機関への公的融資等に発展している。今は今で、危機感もなくなって、同じ轍を踏むのが日本らしくて。。。
首相空席
(2008年9月11日)
 またも任期前に首相が辞任日本は共和制を取っているけど、根付かない。日本国という立場なのか、首相に責任感がないし、国民との協調もない。直接投票もできるわけでもなく、国民と関係なく決まる首相は、どこか御輿のお飾りのようだ。国民との対話なく勝手にきまる日本の方針、地元の利益と私欲だけの政治家、政治理論があってもコネがなければ勝てない選挙。どこか別世界だ。
国益を訴えて、国民と対話して、国民をバカにしない、そんな首相が理想だ。そんな首相は直近では小渕、小泉と2人しかいなく、直近で任期を全うしたのもこの2人のみだ。(悲しいことに、小渕は一生懸命過ぎて半ばで倒れてしまった。)
 しかしながら、この2人も反対勢力が多かった。企業が足を引っ張ろうとする。意見のない国民は嫌味だけ.。官と民の不協和。官が民に対して鎖国状態なのを解消できない。
米のレーガノミックスはHPの会長が特許権政策や海外製品排除を提言したり、米国民も日本製品がいいのに、自国製品を購入(外国製品不購入)したり、国家一丸となって国益を優先した。
日本とは違いずぎる。
 周りが敵ばかりで、みんなで蹴落とそうとする「首相」というポスト、組閣人材も含め、適任者がいなくなった。
日本の政治は消えていく。スポーツの外国人監督みたいに、外国人にやらせてみれば。
北京五輪後の中国
(2008年9月1日)
 北京五輪まで急速な発展を続けた中国だが、北京五輪後に外国メディアが去り、今後の動向が報道されなくなっていくのが気がかりだ。中国は輸入でアメリカを越える国になり、物的には関係が深い国なのに、戦争という過去もあり、、精神的な部分で距離がある。お互い真剣に理解しよう、議論しよう、という前に一歩引いているようなところがある。
 労働力上昇による競争力の低下、一人っ子政策による高齢化社会の到来、公害問題、民族(自治区)問題、貧富の差による国民の意識の低下など、今後の問題が山積しているのに、今後はどうなっていくのか、四川大地震という最近の問題も報道されなくなったし、報道規制なども復活するのかと思うと、よくわからない隣国に逆行しそうな気配がある。
 BRICsのなかでも急発展したが、今後の課題も多い。北京五輪後こそ気になる。
偽装食品株式会社
(2008年7月1日)
 飛騨牛やら一色産鰻やら企業倫理を疑うような偽装がまた相次いだ。
 たしかにブランドさえ張り替えれば本物を知らない消費者にはわからないだろうし、ブランドということでおいしく感じてしまうかもしれないが、本物を知るプロがやるべきことだろうか?プロとしてのプライドはないのだろうか?
 発覚した後も、会社ぐるみでなければできない規模の偽装なのに、誰かに責任転嫁を行う姿勢、会社が存続できない危機に直面しているのに自己防衛ばかり、やはり偽装を行う者はワンマンで利己主義的だ。違法行為、脱法行為、粉飾などを行う経営者と良く似ている。
 違法行為は儲かる。ただし、発覚すれば会社が存続できない、割に合わない行為であるのに、欲にしか目が向かず、違法行為は後を絶たない。
 理想だけでは食べては行けないことは現実だが、誰かの犠牲の上に成り立つ経営なんてものはありはしない。自分の欲さえ満たせれば他人の犠牲は関係ないというのは、成功した経営者の姿勢と正反対だ。
無差別殺人
(2008年6月15日)
 秋葉原の7人殺傷事件で考えさせられた。
 自分も無職になってなかなか仕事が決まらなかったときに、同じ境遇の仲間がいなく、孤独感から社会への復讐なる感情が湧いたことがある。
 社会の被害者⇒社会への復讐⇒象徴となるもの(学校、一般人、繁華街等)への加害行為、といった図式だ。
 ただ、そんなことをしたら、加害行為の被害者や遺族、自分を少しでも愛してくれた人達、多くの人達に痛みを与えることになる。自分の痛みの小ささ、その程度の痛みで歪む自分の弱さに、反省して気をとり直していた。
 それでもやっぱりストレスは溜まってくる。スポーツしたり、酒飲んだり、漫画読んだり、音楽聴いたり、食べ歩きしたり、ストレスを抜くのは大変だった。
 日本だけではないと思うが、最近の日本は特に、物心ついた頃から死ぬまで、必ず負組といわれる集団が発生する。
 その負組に対する意識というのは非常に希薄だ。フォローすることはなく、見て見ぬ振りが一般的だ。かかわると面倒だということもある。
 逆に負組にされた方のストレスは大きい、爆発することがあるかもしれないので、放ってはおけない。
 競争社会のなかでもお互いにフォローしあう仕組みがなければ、今後も悲しむ人達を生む、いやな競争社会「日本」になったものだ。誰か‥‥治せる?
新銀行東京
(2008年3月1日)
 「東京都が400億円追加支援」なる記事を見て呆れた。
 東京都が1000億円を投じて開業した銀行も3年で破綻寸前、さらに400億円の延命措置をしても都税の無駄使いとしか思えない。
 そもそも無担保で中小企業に融資するということが無茶で、技術や将来性に融資するなどといった、カッコよく聞こえるが、抽象的でリアリティのない発想でよくここまで続けられたものだと思う。サブプライムと似たような発想にも思う。
 都銀が好景気に支えられ、公的支援を返済した裏で、何をしていたんだか。
 都税で返済の見込みのない中小企業を延命し、今度は都税で新銀行東京自体も延命しようとは。
 存在意義もなくなったし、傷口が深くなりすぎないうちに破産法の申請をすべきではないか。監督官庁も業務停止命令を出してもいいのではないか。周りが甘すぎる。
毒餃子
(2008年2月5日)
 日本でも過去に毒物混入による無差別殺人があり、中国では最近でも殺鼠剤混入による無差別殺人の類が報道されている。が、まさか、今の日本に毒物の混入事件が国を越えて起きるとは想像もできなかった。(鳥インフルエンザやSARSより以外な事件だった。)
 中国という国は多くの国と接しており、日本も海を挟んではいるが隣の国であり、公害や資源と何かと利害関係がある。隣人が何をしているのか知る権利はあるし、双方の利益の調整も必要だし、隣人から買ったものの品質管理も必要だし。かといって文化、習慣、価値観が違うので、押し付け合ってもいけない。
 今回の事件はそういった曖昧さが責任の所在を不明確にしてしまったように思う。中国の食品メーカーに日本の価値観を押し付けてはいけないが、日本に輸入する以上は日本の商社や販売会社が日本の価値観で船荷前に検査するべきではないだろうか。曖昧でいいということはない。
 今回の事件に関しての両国民の捉え方の違いは明白で、日本に入ってきてからどちらの管理に原因があったのか、という話になっても、スルーで来ているのでどうしようもない。
 最近は中国の人件費は上がってきているし、小麦高、原油高の影響も厳しい。かといって、日本人の考える安全の価値観の犠牲が企業の利益になっつてしまうのはおかしい。
 昔は供給する企業の方が強く、企業の論理が社会的な常識だったが、今は消費者の論理がそれに変わってきている。この事件も企業の論理で消費者を犠牲にしてしまったのではないかと思う。餃子だけの問題で片付けてはいけない、他の輸入食品でもあるかも知れないし、本質的なところは一連の食品不祥事と同じで、企業の体質の改善が必要ではないか。
地球は勝手にいじられてる
(2008年1月1日)
 最近気になるのが、環境保護のための環境破壊だ。
 石油に代わるバイオエタノール生産のために森林を開拓し、そちらの方が儲かるから、森林を伐採した農家までが、バイオエタノールに乗り換える。畑が少なくなり、森林伐採の悪循環が起きる。国が管理しても日本と違い住民が勝手に森林を伐採したり焼き払う。そのために土地が昔から保っていた機能を失い、洪水による食料不足や、密林動物による感染症の発生など、環境保護のため生じた環境破壊は費用対効果でいえば、マイナスではないだろうか。
 環境保護というのは儲けになるから、税金が優遇されるから、という理由で推進されるべきではない。本当に地球と共生したいと思わせるものではいけないと思うし、学問として進んでなさ過ぎる。いまの環境保護は保護対策を行った場合の環境への影響を考えていない。もっと先々まで考える学者がいたり、それが1学問となることを関係者にお願いしたい。現在は人間のためのバイオ分野に巨額の研究費が投じられているが、人間の家である地球をいじる研究にも同様の研究志向が世界的に起こって欲しい。
 儲かる分野には巨額の資金が出るが、そのための被害を心無く無視することは許されない。
 最近は再生紙が環境に悪いとハッキリしてきて、高いのもあり、売れなくなったため、「再生紙は、再生するための石油燃料が、新生紙用に使用する石油燃料以上で、パルプの育成サイクルも考えると環境に良くありません」と製紙業者は言ってくるが、過去は売れるから再生紙をすすめていた。
 企業の儲けの代償に地球が寿命を縮めていく。
食の安全と危険
(2007年12月1日)
 日本国内で様々な食品の偽装(賞味期限、産地)が判明し、競争のためには多少のことはやってしまおうという業界の体質が見え隠れし、業界全体が信用できなくなってきている。ポジティブリスト制度以降後に中国野菜の残留農薬が問題になったが、日本もそんなにかわりなかったようだ。
 安全と危険、個人はどう判断するのだろうか、自動車事故の死者数、死亡率は航空機事故より高いのに、「毎日の生活に欠かせないからしょうがない」、という感覚で怖がらない。反面、航空機事故は「めったに乗らないもので死にたくない」、「あんな高いところから落ちたら助からない」、といった怖がり方をする。
 個人は、日常性があるものは怖がることなく、非日常性のものは怖がりすぎる。
 狂牛病(MCD、現在は牛海綿状脳症(BSE)が世界的には標準的な呼称)の場合も同じような現象があった。牛丼チェーンで毎日のように安い牛丼を食して、主食となっている層は、「毎日食しているのに大丈夫だった」、「危険性よりも生活が優先」といった感覚だった。反面、主食というより、たまにステーキ、焼肉、すき焼をする層は「死者が出ているものなんて流通させるな」「子供に安心して食べさせられない」といった反牛肉感情だった。
 では食の安全、危険はだれが判断しているのか?‥‥それは国である。
 日本では大型魚の鉛含有量調査をしているが、マグロは一般大衆がたべる魚ではないことから除外されている。反面、アメリカでは産婦人科にいけば、「ツナは鉛を含んでいるので、妊婦は食べないでください」のポスターがある位、鉛の危険が伝えられている。また、本調査ではカツオに基準量以上の鉛が検出された際、「たまたまで安全性に変わりない」ということで、あっさり片付けられた。
 牛肉に関しては当初、BSEがどんなものかという説明なしに、死ぬ確立は殆どないという説明だけで問題なしとしていた。ところが、BSEに関しては個人農家が各国の予防規制を守らないこと、国内でも感染が確認されたこと、人に感染しvCJDとなった場合は人の血液感染もありうること、食肉以外にも牛肉が転用されていること、などの不安要素が多く判明し、輸入禁止となった。
 中国の野菜も、「毎日1食摂取したら人体に影響を及ぼす」といった量が基準で、これを個人が危険と判断するのかどうかは難しく、国には国策保護や外交政策を抜きに、国民を守るための判断をしてもらいたい。生産活動もしない(だからコスト意識もない)人たちに税金払って支えているのは国民で、真剣に守ってくれて、ムダ使いもなくしてくれれば、税金を払って当たり前の意識が根付くだろう。
 最後に、皮肉にも国内の偽装では国以外の違った力が働いた。それは不二家と石屋製菓の件で、全国展開の小売業に商品を納入している方は、小売業の自分達のブランドイメージのためには切る、といった態度で経営が維持不能になり、経営権が製パン業に移った。反面、地場展開の方は、北海道にはこれがなければということで再開が待たれ、再開時の売り上げは記録的だったそうで、小売業にも安全と危険の判断とその説明が求められるのではないか?
COLUM