AVATAR(3D)
(2010年4月1日) |
4月5日「タイタンの戦い」の試写会招待状に、AVATARを超える3Dとのコピーがあり、AVATAR観てないことに慌ててしまった。AVATARは美しく、3Dは立体感があり、リアルな感じ、内容はアフリカの地下資源をめぐる先進国の横暴のような、メッセージ性を感じる。
政府派と反政府派にそれぞれ武器提供をして、自国民を殺し合わせ。、勝った方から採掘権の約束を取り付けるような今の先進国の採掘権争いとは違うが、南アフリカのダイヤモンド採掘のD社のような感じと、ゴリラの森消失してまで先進国マネーが欲しいC国のような、地球破壊が進んでいることを考えさせる。 |
CATS
(2009年12月27日) |
20年前にニューヨークのブロードウェイで観たときに、何かわからない、という印象だった。日本語で観てどうしてか理解できた。
キャッツシティーの地名や20匹位登場する猫の名前なんて、どこがどこだか、誰が誰だか、やっぱりわからない。ストーリー展開も同様に唐突だし。最大の見所はミストフェリーズの25回転フィッツだが、ブロードウェイと違いキッチリできていなかった。回転席はブロードウェイと同じで、開園前に舞台裏に座っていたのが、開園時に舞台前に回転してセットされるという何てことないものだった。 |
AIDA
(2009年12月12日) |
(20年前?とはいかないかもしれないが)プッチーニ@イタリアでのセット、歌唱力を期待していたら全然違った。
RAPダンスに昼メロ的な展開で、日本の女性狙いな内容、展開は華やかさがなく暗い。
ミュージカルとしてではなく、悲しいストーリーの劇として観るべき。個人的には主演の濱田さんしか楽しめなっかた。 |
DREAMING
(2009年10月17日) |
子供向けミュージカルと思っていたけど、大人もうなる完成度
子供が巧いのと、沼尾さんもほぼ全シーンに出てくるなど予想外だったし、ダンスは最高。戦闘シーンはアクロバティクかつエキサイティングでGATSと比較しても上。劇団四季でこれ以上の集団ダンスを観たことがない。
しかもストーリーが素晴らしい。本当の幸せ、目に見えて華やかな生活、お金で何でも買えること、それを夢のなかで探しつつ、身近な幸せ(家族の愛情)の大切さを教えてくれる作品。子供の情操教育とうい観点でも良かった。 |
WICKED
(2009年8月22日)(2009年8月14日)
(2009年9月5日) |
【2009年9月5日】
東京千秋楽の前日が取れたので、もう一度見に行けた。
千秋楽の前日だけど、カーテンコールでショートバージョンも演ってくれた。いいね。
それと、千秋楽記念手拭、前回買っておいて良かった。もうなかった。
【2009年8月22日】
チケットが取れたので、もう一度観に行ったが、またまた感動した。もう一度観たい。
【2009年8月14日】
劇団四季のミュージカル
舞台がオズの国で、内容は「オズの魔法使い」を魔女の誕生から描いたもの。
外国人スタッフと共にブロードウェイミュージカルを持ち込んだものだが、演じている方々は厳しい指導のもと、素晴らしい演技をしていた。日本語というのも感情にダイレクトに訴えてきて、物凄く感動した。ストーリーも仕掛けも国内最高水準のミュージカル(ここまでカラフルでハデハデなのは初めて)
主演の江幡さんと沼尾さんの凄さに、「人こそが人を感動させられるんだ、頑張ろう」と揺り動かされる。9月6日で東京は千秋楽を迎えるのでもう一度見たいが、なかなかチケットは取れない。 |
96時間
(2009年8月11日) |
リック・ベンソン製作、リーアム・ニーソン主演のアクション
パリ旅行で誘拐された娘を、元CIA特殊捜査員が取り戻す作品
白人旅行者が誘拐されて人身売買されているクライムパラダイスのパリの現状を、政府も売上をもらって容認しているという事実以上な設定に観光客が減りそう。
オリジナルタイトルは「TAKEN」だけど邦題は最長で人身売買が終わる96時間がタイトルに、主人公の娘以外は麻薬で意識朦朧の中、売春宿に売られ、パリ旅行に誘った友人は次の日麻薬中毒で死亡、買っているやつは自分の娘と関係ないビジネスと言って、悪いことしていない、とか言って許せない。主人公の娘だけは高く売れるので96時間で救えたけど。。。他が酷いよ。。。けど、
容赦なく関係者を皆殺しにしたのに共感。
日本なら1年で出所できるし、児童ポルノ取締り緩いけど、戻らない娘を思ったら、腐った司法に任せず、殺す、ということで共感できるし、実行する。
アクションは最高だし、頑張れという気持もある作品。
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スタートレック
(2009年5月19日) |
J.J.エイブラムスの描く新しいスタートレック
シリーズものではなく、原点となった設定が始まる前が舞台
宇宙だけではなく地上も舞台になり、スターウォーズ的でもあるが、リアリティ感のあるアクション作品でもあり、悲しみや成長といった人間性もあり、色々な映画としての楽しい要素が凝縮された作品
未来と過去のタイムスリップ絡みでストーリーがわからなかった部分があるが、新しいSF作品として楽しめる。
「GUNDAM」でこの要素を満たす映画を作りたい。資金がないし、監督ジョージ・ルーカスとかでいいので、ハリウッドで作ってくんないかな? |
GOEMON
(2009年4月14日) |
スケールのでかい邦画だ。
織田信長〜徳川家康までの時代を独自のストーリーと最先端のCGで表現
CASSHERNと違い、暗さがないのがイイ
本策はSTARWARSのようなキャラクターの作りこみも凄い
フィギュアとか出したら絶対売れる。
出演者の豪華さもまた凄いし、それぞれの役へのハマリかたも凄い。
五右衛門、才蔵、信長のキャスティングは凄すぎる。男の生き方を考えるな。
最後にクレーム。女性を価値がないとか殺すシーンが多いのはダメ。子供も平気で殺すし。
それがメッセージであっても、全体で何万人死んでんだ。命は軽いのか?昔はそうなのか。。。 |
転職 半年で50社落ちた/鷲頭聡介
(2009年3月3日) |
おバカなタイトルの本だが、共感する内容だ。
この本の書かれた時代背景は10年前の企業の合併とリストラにある。当時、リストラと言う言葉が流行し、名だたる企業が倒産、合併しての生き残りをしていった。
この本の中で印象的だったのが、再就職先が決まらず、話を聞いてもらえる人間関係も希薄になっていく中で、孤独感から社会が敵に思え、社会が悪い、社会に復讐してやろう、という所だ。
それと、同じことをやっていると10年サイクルで不況に直面するという所だ。不況下で頑張って5年後に好況になっても、そこで先手を打たないと5年後にはまた不況になる。
そう、この本が書かれたときの10年後が今だ。この本の内容と今が物凄く被っている。派遣切り、無差別殺人、弱者への風当たりの寒さ。
しかしながら、そういうマイナス思考になりながら、この本には暗い不況下をいかにプラス思考で生きていけばいいのかの1つの提言がある。
同じ境遇の人の生きるヒントが詰まった1冊だ。 |
ベンジャミン・バトン
(2009年1月16日) |
大したこともない映像だったが、一生心に残りそうだ。
男の子(ベンジャミン・バトン=ブラッド・ピット)は老人として生まれ、赤ん坊として死んでいく。
人と違った物差しのなかで懸命に生きて、人としての経験(里親、仲間、仕事、異性)を通じ、喜怒哀楽の全てを自ら受け入れていく。
施設に捨てられ、そこで様々な人と出会い、様々な死を目の当たりにし、そんな中で、通所者の孫娘デイジー(ケイト・ブラシェット)と心を通わせる。しかしながら。老人と少女、お互い別の人生を歩んでいく。それぞれ、自分の路を進んでいるのに、(愛がなく)不安な気持で生きていく。
そして、お互いの年齢が合ったとき、お互いのお過去を忘れるように、二人としての今を生きて行く。
それでも、永遠はない。
年齢が逆行していくなかで、ベンジャミンはデイジーとの記憶を無くし、デイジーと会話もできなくなり、赤ん坊になり、最後の1秒に人生(自分の生きたことか、デイジーか)を思いだし、笑顔で眠りにつく。
フォレスト・ガンプのスタッフの作品なので、観ているときは同じ印象を受けるが、「不器用でも前向きに生きた人生」ではなく、「人という人生」の素晴らしさがあった。
ベンジャミンは老人に生まれたことを、「これが自分」と言っていた。デイジーがニューヨークでダンサーになるために、男社会に翻弄された生活を送っていたときも、「これが(今の)自分」と言っていた。
俺は?
大したこともできない自分、世間に後ろめたい自分、普通の自分、それでも一生懸命生きている自分、カッコ悪いけど、普通に生きている。
普通に家族と生きている自分は、そこそこ幸せなのかもね。。。 |
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