ひとことライテク
速く、安全に走るためのちょっとしたライテク(ライディングテクニック)を紹介します。
- ここにあるライテクは、私が経験したことや、いろいろな本から、「これは使える!」というのを抽出しています。
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「ハンドルはね、ひよこを握るように、そーっと優しく握るんだ」
記念すべき一つ目のテクニックとして、私の大好きな言葉を紹介します。
これは、ライディングテクニックのすべての基本であると思います。
昔の映画の台詞だそうです。
1999/11/01
「バイクはハンドルを切らなきゃ曲がらない。」
別に「ハンドルをこじれ」って言っているわけではありません。
コーナリング中に腕に力が入ってしまうとハンドルが自然に切れていく(有名なセルフステアというやつ)のを妨げてしまいます。
結果として必要以上にバンク角を稼がなくてはいけなくなります。
これは、ジムカーナなどをやっていると大きな壁となります。
低速でフルバンクしているときにハンドルが切れていくのは恐怖感があって、つい腕に力が入ってしまいます。
ジムカーナではもうこれ以上寝ない、というところまでバンクさせているので、
後はハンドルで実舵角を稼ぐしかありません。
1999/11/02
「人間は、目で見ている方向に進む。」
無意識のうちに身体がそう反応するようにできているそうです。
コーナリング中にアウト側のガードレールばかり気にしているとそちらの方向に吸い寄せられてしまいます。
こんな経験をしている人、多いんじゃないですか?
1999/11/03
「頭は常に垂直に保つ。」
自分のバイクのバンク角を判断するためです。
”路面”に対してではなく、”絶対値的な水平”に対する垂直です。
頭が傾いているとイン側前方の視界が減ってしまいます。
(また、Rがきついと目が回ります…)
1999/11/04
「加速時は車体を垂直に保つ。」
傾いているとタイヤに効率よくトルクがかけられません。
また、傾いた車体のハンドルでの修正は抵抗になります。
1999/11/06
「ひじを突っ張らない。」
ひじが伸びきった状態では、間接の柔軟性が失われてしまうため、
ハンドルを固定してしまいます。
腕をステアリングダンパーにしたつもりで、ひじの力を抜きましょう。
1999/11/07
「かかとを有効に使う。」
ニーグリップでひざを使うことはよく聞かれることですが、かかとを使ってバイクをホールドするのも有効です。
うまいライダーのブーツのかかとは、傷だらけだそうです。
1999/11/10
「信号待ちでは、車の列の先頭に出る。」
渋滞で信号待ちをしている車をすり抜けて、先頭の車まで到達したときに、その車の横に並ぶのではなく、
前に出てしまいましょう。その際、停止線を越えてもかまいません。
これは、違法行為ですが、車の横は意外と死角なので危険です。
割り込みをするわけですから、先頭の車に会釈でもしたら、なおGOOD。
1999/11/23
「ライダーはヘアスタイルなんて気にしちゃ駄目」
なんだかライテクから離れてきましたが、
そう、はげてもいいじゃん!
(T_T)
2000/03/22