第7部 ヒューマンインタフェース


平成10秋 AN 問10

グループウェアに関する記述のうち、適切なものはどれか。

 SMTP、POP3のようなメールサーバのプロトコルを使用するのが一般的である。
 書類の送付経路の設定、書類の形式指定、依頼事項の処理状況モニタなどの業務フローを支援する機能がある。
 到着した文書をユーザに代わって、自動的にデータベース化するワークフロー機能がある。
 文書や命令の流れを自動化し、モバイルコンピューティングでの業務の円滑な遂行を支援する機能である。

解答 イ

ア 全ての機能でSMTPやPOP3を使用しているわけではない。
ウ ワークフローとは仕事や書類の流れのことであり、ワークフロー機能とはそれをサポートする機能である。
エ モバイルコンピューティングを前提としたものではない。

2000/06/19


平成7秋 AN 問33

協調作業(CSCW)に関する記述のうちで、不適切なものはどれか。

 協調作業で共有される情報は、テキスト、図面、写真、音声、動画像などで表現される。
 協調作業で共有される情報は、利用者が作業環境の操作手順を知るための情報に限定され、電子媒体で提供される。
 グループウェアが提供する機能は、OSI基本参照モデルの応用層以上の上位層に対応する。
 利用者間のコミュニケーションの記録は、対話情報を含めて、協調作業領域で共有される。
 利用者は、個別に用意された個人作業領域と、他の利用者との間で共有される協調作業領域を利用する。

解答 イ

CSCW(Computer Supported Cooperative Work:コンピュータ支援共同作業)
パソコンネットワークの利用による業務処理などを効果的に進めるために研究されている分野である。協調作業で共有される情報も範囲が広く、操作手順を知るための情報に限定されることはない。

1999/08/06


平成10春 1K 問73

演繹推論の説明として、正しい記述はどれか。

 与えられた事例から、一般的法則を導き出す推論方法である。
 与えられた事例の類似性によって、未知の事実を推定する推論方法である。
 幾つかの前提や公理などと推論規則から結論を導き出す推論方法である。
 過去に経験した事例から類似の問題を探して適用し、結論を導き出す推論方法である。

解答 ウ

ア:帰納推論
イ、エ:事例ベース推論

演繹推論の代表的な方法に、三段論法がある。

1999/07/19


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