システム障害時の一般的処理手順として、正しいものはどれか。
a 暫定処置
b 暫定処置の解除と整理
c 障害範囲の特定と障害の局所化
d 障害部分の切離し
ア 障害発生→障害発見→ a → c → d →恒久処置→
b
イ 障害発生→障害発見→ b → c → d →恒久処置→
d
ウ 障害発生→障害発見→ c → a → d →恒久処置→
d
エ 障害発生→障害発見→ c → d → d →恒久処置→
b
オ 障害発生→障害発見→ d → b → d →恒久処置→
c
障害発生時はまず範囲を特定、切離してから暫定処置。
2000/05/14
障害は発生しないに越したことはないんだけどね…
センタ運用部門、システム保守部門、利用部門の3部門が大規模情報システムに関与する場合、それぞれの部門の役割を正しく記述した組み合わせはどれか。
a 情報システム全体を統合的に管理する部門に位置づけられる。更に、コンピュータ、ネットワークなどのシステム資源の管理も行う。
b 情報システムからのアウトプットを活用し実務を遂行する。また、入力データに関する精度及び品質に責任を持つ。
c 基幹情報システムの品質保証、運用の効率化、サービス向上につとめる。また、システム監視を継続的に行い、トラブル防止につとめ、障害時には迅速な復旧を行う。
a | b | c | |
---|---|---|---|
ア | システム保守部門 | センタ運用部門 | 利用部門 |
イ | システム保守部門 | 利用部門 | センタ運用部門 |
ウ | センタ運用部門 | システム保守部門 | 利用部門 |
エ | センタ運用部門 | 利用部門 | システム保守部門 |
オ | 利用部門 | センタ運用部門 | システム保守部門 |
aとcの違いは、障害時の復旧。
1999/07/31
遠隔地に待機系システムを設置し、バックアップファイルやデータの更新情報を転送しておく。災害発生時には、この待機系システムでファイルを復旧し、業務処理ができるようにする。このようなバックアップ形態はどれか。
ア コールドサイト
イ ホットサイト
ウ ミラーサイト
エ モービルサイト
コールドサイト | 災害が発生した段階で、バックアップ用のシステムを立ち上げ、ファイルなど必要な情報を送り、業務を再開する。 |
---|---|
ホットサイト | 待機系システムに、バックアップやデータの更新情報を転送してあるため、災害発生時には、待機系システムでファイルを復旧後、中断を伴わずに業務処理を継続できる。 |
ミラーサイト | 2つのシステムに同じ処理を行わせ、障害時には一方のシステムだけで処理を続行する。 |
モービルサイト | 可動型のバックアップシステム。 |
1999/07/19