企業間のデータ交換に関する記述として、不適切なものはどれか。
ア ANSI X.12は、米国のEDIの標準であるが、EDIFACTへの移行を表明している。
イ CIIは、日本の産業情報化推進センターが制定したEDIであり、建設業のCI-NETなどで採用されている。
ウ EDIFACTは、EDIの国際基準であり、製造業や金融業界など幅広い範囲の取引をカバーしている。
エ JUST-PCは、郵政省が定めたパソコン用の通信プロトコルであり、ホームバンキングなどで利用されている。
オ 日本電子機械工業会(EIAJ)のEDIは、扱う品目が多いため、まだ検討段階にある。
| 第1レベル | 情報伝達規約 | 通信プロトコルに関する取り決め |
|---|---|---|
| 第2レベル | 情報表現規約 | メッセージのフォーマットに関する取り決め |
| 第3レベル | 業務(情報)運用規約 | 業務の運用、ネットワークの運用に関する取り決め |
| 第4レベル | 取引(情報)基本規約 | 取引契約に関する取り決め |
1999/08/06
M/M/1の待ち行列モデルに関して、正しい記述はどれか。
ア 一定時間に到着する客の数は指数分布に従う。
イ 客が立ち去ることがある。
ウ サービス時間は指数分布に従う。
エ 待ち行列の長さに制限がある。
オ 窓口は複数個のことがある。
| ● | サービス要求の発生頻度 | M:ランダム分布あるいは指数分布 G:一般分布 D:一定 |
|---|---|---|
| ▲ | サービス処理時間分布 | |
| ■ | サービス窓口(サーバ)数 | 数字(一般に示すときはmまたはn) |
システム設計でよく用いられるのは、[M/M/m]であり、数学的に解きやすく応用範囲が広いのが[M/M/1]である。
| M | 到着はランダム(ポアソン到着) |
|---|---|
| M | サービス時間の分布は指数分布 |
| 1 | サービス窓口は一つ |
| その他 | 到着順にサービスがなされる 割り込みはない(優先度はない) 客が立ち去ることはない |
1999/07/20
1種午後の問題でもよく出るね