自転車購入→BMW化計画
わたくし自転車を購入いたしました。きっかけは、単純なことからです。
不摂生な生活&肥満体からの脱却を図るため、土・日曜日なんかを利用して多摩川の土手をジョギングなんかはじめてみました。
お休みの日の多摩川沿いは、健康的です。野球をする人、サッカーをする人、フリスビーでアメフトみたいなルールのような競技をする人(スポーツ名不明)、サイクリングをする人・・・様々・・・そして、醜い体型でジョギングをするわたし。
そんないろんな風景の中で、誘惑するもの。それが、自転車でした。特に苦しげにジョギングする私の横を、気持ちよさそうに走り抜くからでしょうか、だんだん自転車を乗っているのが、羨ましく、ほしくなってきました。それから、自転車研究の日々が始まりました。
■まずは、調査(本屋にて)
なんでもそうなんですけど、あれがいい、これがいいと選んでいる間が一番楽しい時期です。
まずは、本屋で調査をしました。自転車と言っても、簡単に種類を分けてみるといろいろあります。(シティーバイク、ロードバイク、MTB・・・)で、わたしが漠然とほしいと思ったのが、MTB。なんといってもあの太いタイヤが、かっこいいんですもの。(なんでもスタイルから入ってしまいます。)
しかし、初心購入者用の本ってなかなかないものです。クルマの雑誌なんかでいうと、「各メーカー全車カタログ&スペック総特集・自転車版」みたいなものを求めているわけで、自動車でこんなのは、わたしの場合まず買わない。自転車雑誌定期購読者の方々にも同様でしょうから、頻繁には出版されていないようです。
でもとりあえず、こんな条件で探してみたいと決めたものは・・・
MTBタイプ、フレームが太いもの、フロントサス付き、値段は3万円以下、メーカー問わず
こんな感じなもんですから、実物調査は、まずホームセンターから攻めてまいりました。無名メーカーものの宝庫です。
■自転車の価格調査&研究
ホームセンターに行ってみました。(ドン●ホーテ、オリ●ピック、ダ●クマ・・・) 条件通りのものは、たくさんあります。フロントサスだけでなく、ダブルサスといわれる、もっとメカニカル仕様のものも対象になるぐらいリーズナブルな価格設定をされている。でも、なんかカッコ悪い。(あくまでもわたしの主観です)
まあこれなら、ものはいくらでもあるし、いつ来ても大丈夫と思い、ちょっといやらしい気持ちを出して、自転車屋へ。(専門店、アウトドアショップ)これが、わたしの構想を壊し揺るがすものになりました。
まず一目に、メーカーものは、かっちょいい。(雑誌でみるとそうでもないと思ってましたが、実際にみると、ホームセンターものとは、違う。)
これで、かなり揺らぎました。それから、店員さんにからまれ、自転車についての入れ知恵をされました。ここで、もうホームセンター自転車はやめようと決心しました。
それを要約しますと・・・
・アフターケアー(メンテナンス)について
ホームセンターのものは、売りきりのものが多いらしい。メーカーものだとその辺がしっかりしてますよとのこと。(これは納得できます)
パーツ交換で済むものも、済まなくなる場合もあるらしい。はじめからギアの噛み合いが悪いなんてあるみたいで、それは、困りますよね。
・自転車の保管方法&使用用途について
自転車って各メーカーで違うのは、フレームだけで、他のパーツ類は、他社のものを取り付けているものなんだそうです。フレームについても、大きく分けて、ハイテンションと言われるスチール製のものとアルミ製のものとあるそうです。当然重量が変わってきます。スチール製は、車体が重い分長時間乗ると疲れる、そして保管をマンションの部屋とかに持っていこうとすると、軽い方がいいとのこと。ホームセンターで売っているものは、コスト&見た目を重視しているため、ほとんどハイテンションものになっているそうです。いろいろ持ち上げさせてもらいましたが、差は歴然です。この重さの差は、いろんなことに影響しそうです。
使用用途は、本格的よりは街乗りぐらいで考えていますが、楽な方がいいもんね。まあ、簡単にこんなことを言われて、考えも変わってしまった訳です。
■車種の決定
それで、条件修正の結果・・・
MTBタイプ、フレームが太いもの、フロントサス付き、値段は3万円以下、メーカー製、アルミ製
メーカーもの&アルミフレームという条件がプラスされました。でも、この条件で3万円以下のものが存在せず、少しガマンすることになりました。上を見ればきりがないのですが・・・(「プジョー」は、かっこいい。値段が許せばこれにしたかった。その他「スペシャライズド」「キャノンデール」も同様、目移りします。)
そんな中で最後まで悩んだのが、「GT」と「GIANT」。お互い条件的にあう車種はありますが、GTの方は、アメリカ製でお値段ちょっぴり高め。対してGIANTは、アメリカデザイン・台湾製。日本での流通多し。
で、結局・・・これっ!(調査をはじめてから、約1ヶ月かかりました)
こんな状態で配送されて来ました。かっちょいー。
中身はこれ ↓
GIANT ATX−830 YELLOW
GIANT ATX−830というモデル、フロントサス付きで一番安いものにしました。直接いろんなお店を回ったんですが、購入先は、ネット販売しているところが安かったので、そこで購入。そのため箱詰めでやってきたのでした。
しばらくは、うれしくて部屋に飾って毎日眺めていました。何もしないで、ただ自転車を眺めながら、アイスコーヒーを飲んだり。できればBMW(車)も部屋に入ったらなーとつくづく思います。
(ここから本編)
実は、このことは自転車を購入する前から考えていたんでありますが、それは自転車をBMW化させる構想なんです。ですから、購入に関してメーカーやブランドには、全くこだわっていなかったんです。どんな自転車も(なんちゃって)BMWになるわけですから。
結局は、結構ちゃんとしたものを買いましたが、いろんな自転車を見ながら、頭の中では、どう改造してやろうとホームセンターで”ニヤリ”、自転車屋さんで”ニヤリ”と指はL字型にして顎にあてて考えます。
当然、「デビュー時には、BMW化された自転車で。」と考えていましたから、毎日、部屋で眺めながらいろいろな構想を練っていました。
1.デザイン構想
いろいろ考えてみました。まずBMWのMTBを手本にと思ったんですが、それにはBMWマークなんか入ってなくて、「BMW」の文字が、エンボス加工されています。それをマネてもいいんですが、お言葉ですが、実際かっこよくない。でどうすることにしたかというと、わたしのMTBは、BMWのバイクのデザインをパクらせていただいて、シンプルにBMWマークのみを付けることにしました。具体的にいいますと、ダウンチューブの「GIANT」の文字を消して、BMWマークをいれるというものです。(誰でも思いつきそうといわないで・・・)
オリジナル(大きくロゴが入ってます。)
2.チューン方法の選択
じゃあ、どのようにしてチューンするか?
まず思いついたのが、塗装です。新車にいきなりは、ちょっとためらうものもありますが、この場合だと・・・
塗装セット(油膜落とし・塗料・マスキングテープ)
@シリコンオフで塗装の上の油膜を除去します。
A塗装する部分以外をマスキングします。
B塗装スプレーによるペイント(数回)行ないます。
C最後にBMWマークをセット。
次に思いついたのが、カッティングシートによるものです。この場合だと・・・
カッティングシート
@シリコンオフで塗装の上の油膜を除去します。
A字を隠す部分に対して、カッティングシートを張っていきます。
B最後にBMWマークをセット。
結局、悩んでどちらも材料を購入してしまいました。道具は揃ったし、さあ、実際に作業に入ります。どうなるか不安と期待がいりまじります。
で、チューン開始です。その前に、「塗装」と「カッティングシート」どちらにするか、比較&テストをしてみました。
比較(ピンク色になっている方が、理想形)
仕上がり度 危険度 作業ロケーション 塗装
◎
うまくいけば、これより綺麗にできるものはないでしょう。
高
技術と根気が必要広い場所と
ほどよい気候の日が必要
室内は、当然ダメカッティングシート
○
テープとボディーの継ぎ目はどうしてもわかるでしょう。
低
楽でしょう。室内OK
テスト
塗装だけは、自信がなかったので、適当なものをみつけ、テストしてみることにしました。今回その犠牲になったのが、「万歩計」くん。紺色したボデーを黄色くしてみました。
実験になった、万歩計(元・紺色) 塗料は、トヨタ アルテッツァ色らしい。
実験場所は、自宅のベランダです。ベランダといっても猫の額ほどの広さでございますから、あまりやると近所迷惑になるので、作業場所としての選択は正しくありません。何が迷惑かといいますと、塗料のにおいです。あれは、実際キツイ。本当に迷惑です。あとこれは自業自得ですが、ベランダ床・壁が多少黄色くなってしまいました。これには、少しヘコみました。
塗装については、あまり気温の高くなく、湿度もない日の方が適していますので、いつでも・・とは、なかなかいきそうにありません。いろんな障害がありそうです。
チューン方法の決定
いろんなことの総合結果、リスクを低く「カッティングシート」での方法にすることにしました。塗装の場合の作業場所も要因として大きくひびきました。あとは、わたくし、あまり手先が器用でないのもあります。
作業は、会社から戻ってきて深夜でもできますから、特に問題ありません。時間の関係上、左右分けて2日で終了。BMWマーク接着1日の3日間(作業時間は、大したことなし)で無事できました。
(作業方法は、前編を見てね!)
実際カッティングシートを貼る作業は、水性洗剤を使って、ドライヤーで熱を加えながら・・・・みたいな作業を行うそうですが、特に技術を要する部分もありませんので、直接いきました。
とにかく完成。早く晴れた休みの日が来ないかな?路上デビューが待ち遠しいです。
おしまい。
自転車の披露(GIANT ATX−830 BMWレプリカ仕様)
ご覧あれ、(なんちゃって)BMWバイクです。
BMWマーク、キラリ ☆
BMWマーク有り 全体図
スペック
品 名 仕 様 モデル ATX−830 M カラー イエロー 完成車重量 13.5kg(430o) スピード 21S フレーム GIANT ALUXX 6061-T6 アルミ オーバーサイズチューピング リプレーサブルリアエンド F.フォーク SR SUNTOUR M7700 63mm ストローク BB.セット CH-52 122.5-68mm カートリッジタイプ ギアクランク SHIMANO FC-CO50 24/34/42T 170mm リングケース付 チェーン KMC Z51 ペダル VP-992S スチールゲージ ブラック ヘッドセット WTB MOMENTUM-COMP 1-1/8オーバーサイズ ハンドルバー ARICLE YCA215A 580mm アルミ アップバー ブラック ハンドルステム HL TDS-AL46 A-HEAD ブラック 60mm=36 90mm=43/48 ブレーキセット TEKTRO TK829A Vブレーキ&パワーコントロール付 ブレーキレバー SHIMANO ACERA ST-EF33 F.ハブ JOY-TECH JY761FQR DSE 36H 100mm クイックレリーズ R.ハブ JOY-TECH JY762RQ-7DSE 36H 135mm クイックレリーズ リム CAPITAL CH03 26x1.5 36H アルミ スポーク 14G ステンレス タイヤ CST C1285 26x1.95 オールブラック バルブ方式 英式バルブ F.ディレーラー SHIMANO FD-CO50 34.9 トッププル R.ディレーラー SHIMANO RD-CO50MGS-7S シフター SHIMANO ACERA ST-EF33 7S フリーホイール SHIMANO MF-HG50-7S 11-34T サドル VISCOUNT GV002SL ブラック シートピラー HL SP-65 30.8x300mm ブラック シートクランプ アルミ 34.9 クイックレリーズ 付属品 ベル,ロック