早霧せいな お茶会
仮面の男

2011年10月30日
於・ロイヤルパークホテル

 15:30公演を観た後、大急ぎでお茶会のホテルに向かいました。 ちぎちゃん本人より遅くなるってことはないけれど、なるべく早く行っておきたかったので。
 テーブル形式ではあったけれど、参加人数は400人を超えていたようです。 さすがに人数が多いから、プレゼントは受付に預けるようになっていて、握手もなしと言われました。 ま、仕方ないですね。
 お土産は、お弁当箱でした。

 ちぎちゃんの到着を待つ間、持ち物ゲームがありました。 言われた10個の持ち物を、一番多く持っていたテーブルが勝ちというテーブル対抗戦。 オペラグラス、今日の観劇チケット。これは任せとけという感じでしたが、どんどんそんなもの持ってるはずないという物になっていきました。 会員の人達は結構持ってたので、これは毎回恒例で、予測して持ってきてるのかな?なんて思いました。

 いよいよちぎちゃんの登場。「助けて!ちぎレンジャー!」と呼びかけたら入場するという趣向でしたが、タイミングが合わなかったのか、結局3度目の呼びかけで参上。 ちぎレンジャーのスカーフ(?)を首と額に巻いて、会場を駆け抜けました。 「ちぎレンジャーは3分間しか変身できない」と言うことで、「ウルトラマン!?」という突っ込みとともに変身は解かれました。 それにしてもちぎちゃんの華奢なこと。あの細い体のどこにあのパワーが潜んでいるのでしょう。

 公演の話、オフの話のあと、記念撮影、ゲーム、抽選会と進んで行きました。

 まずは公演の話。
 東京公演ではかなり変更箇所があったけれど、コンスタンスが赤ん坊フィリップを抱いているシーンが追加されたこともあって、ダルタニャンの年齢設定を大幅に上げたそうです。 アラフォーってことですね。 かつらもそれに伴って、若く見えないように落ち着いた感じに変えたそうですが、これがファンには評判が悪いらしい。 「もっと格好良くして」って。 でも、ダルタニャンが青年だと「仮面の男」のストーリーがわけ分からなくなってしまうから、そういう痛いファンはよくないですね。 ちぎちゃん本人も「これでいいんです」と言ってました。 ダルタニャン、格好いいと思いますけどね。

 今回かつらは地毛が全く見えてない総かつらで、毎週ちょっとづつ手直しを頼んで、どんどん自分に馴染んできてると言ってました。 児玉先生から「獅子のよう」と言われたらしいのですが、ちぎちゃんは「シシィ?エリザベート?後ろのウェーブの感じが?」と勘違い。「違う、獅子」と言われたそうです。 立ち回りの時には、このかつらが上手い具合に垂れてくれることもあれば、、ちょっと違うということもあり、うまくなびかせるように頑張ると言っていました。

 「ダルタニャンの衣装は、どれが好みですか?」という質問に対しては、「2着しか着てないから・・・でも銃士とおそろいの、マントに十字架が書かれてるのが好き」だそうです。 裏地が赤いので、表の紺との対比が上手く見えるように、ひるがえしかたを研究しているそうです。

 立ち回りに関しては、お稽古に入る前にフェンシングの基本も練習したそうです。 結構大がかりにやってますからね。 「相手を刺してしまったことはありませんか?」と質問されて、「刺したことはないですよ。刺したら危ないでしょう」と困ってました。 ひろみさんやせしる君との立ち回りでは、皆手袋をしているので、ぶつかっても割と大丈夫と言ってました。 ちょっとの怪我はあるようですが、怪我しないように気をつけてますと言ってましたが、本当です。

 ショーのレインボーカラーのスーツ「初めて見た時はどう思いましたか?」と聞かれて、「これを着るの!?」と思ったそうです。 あれはインパクトありますからね。 でもキャラの設定を聞いたら納得したそうで、ストレッチのきいた肌ざわりのいい素材なので、案外着心地がいいので気に入ってるそうです。
 毎回アドリブを言っているけれど、東京の人の反応が薄くて悲しいそうです。 「受けなかった・・・」とへこんでるちぎちゃんに、周りの人が「貴女は芸人じゃないんだから、笑いをとらなくていい」と言ってくれて、それからは受けなくていいと開き直ったそうです。 大阪に比べて、東京はベタなお笑いには反応しないから・・・見に行った人は、面白いと思ったら笑ってあげてください。

 インディアンの場面。相手役が娘役のせしる君。「ロミジュリ」で愛をやってたからかもしれないけど、完璧に娘役で可愛いそうです。 端で手拍子してるだけでも、その仕草が娘役らしいとか。 せしる君は普通に可愛いですからね。

 オフの話。
 「旅行に行きたいと言っていたけれど、どこに行きたいのですか?」と聞かれて、「どこでもいいから行きたい。雪組はスケジュール的に長い休みがなくて、どこにも行けてない」んだそうです。 今ショーがラスベガスなので、ラスベガスもいいけど、ヨーロッパでもどこでもいいって。 この日のちぎちゃんへのプレゼントがリモアのスーツケースだったので、是非それを持って出かけられるといいですね。

 この日の午前中のカフェブレークを見たという人の話を聞いて、「え?どうやって?ワンセグ?」と非常に驚いていたちぎちゃん。 ちぎちゃんは午前中から楽屋入りしてたけど、お茶会だけ参加してる人は、余裕で見られるんですよ。

 「今年のファッションのテーマカラーは?」という質問には、非常に困っていました。 この日は黒いパンツに黒いジャケット、白いシャツ。ネクタイは牛柄!?白黒の柄ものでした。 「特に決めてないけど、是非楽屋入りをチェックしてください」とまとめてました。 それとは別に、とても寒がりだというちぎちゃん。 今から冬ものを着てしまったら、この後もっと寒くなったら困るので、今はジャケットにストールまでで頑張ってるそうです。

 こんな感じでトークを終えた後は、写真撮影とゲーム。 ゲームと言うか、交流会と言った方がいいかも。 ちぎちゃんがテーブル番号のくじを引いて、そのテーブルでファンが引いた芝居の台詞をちぎちゃんが言うというもの。 台詞が盛り上がるものだったらいいんでしょうけど、これが案外盛り上がらない・・・というか、反応が鈍い。 ちぎちゃんも「もっと反応してよ」と嘆いていましたが、こちらとしてもどう反応したらいいものやら。
 運よく私のテーブル番号を引いてくれて、さらに私が台詞の書いた紙をちぎちゃんに渡すという嬉しい役に選ばれたのですが、 その台詞も「私は近衛銃士隊隊長ダルタニャンだ。」 「はい、そうですか」というリアクションしかできないって。
 今日の公演で噛んでしまった「お守りだ」という台詞を、今度こそ噛まずにリベンジすると張り切っていたけれど、さらに噛んでグダグダになってました。 「はっ」っていうだけの台詞とかね。 一応シチュエーションを考えて言ってくれてるんですけど、あまりに反応が薄いので、「どの台詞か分かってないでしょ!?」と残念そうなちぎちゃん。 私としては見てきたばかりなので、割とどの台詞か分かってはいるつもりなのですが、それでもリアクションに困るんです。 「どこの台詞か分かるように、もう1回見に来て」と宣伝してました。

 最後が抽選会。 写真とか本、それにちぎちゃんの私物(ストールでした)のプレゼントタイム。 抽選に当たった人が興奮しすぎたのか倒れてしまって、一時中断する騒ぎもありましたが、とりあえず終了。 同行の友人は、前回も抽選に当たっていたのに、私は一度も当たったことがない。 物が欲しいわけじゃないんですけど、ちぎちゃんから手渡しされるって、やっぱり嬉しいよね。

 やっぱり押しも押されぬ2番手さんになってしまうと、お茶会の規模も大きくなってきます。 シアター形式だとお茶会とは言えないので、テーブル形式だっただけでもありがたいのですが、握手までは無理でした。 これでさらに人数が増えると、写真撮影も難しくなるんでしょうね。 気になる生徒さんのお茶会は、なるべく番手があがる前に行かないと・・・と思いました。