蘭寿とむ お茶会
ラ・エスペランサ
TAKARAZUKA舞夢!


2004年10月31日
於・東京会館

全員と握手&記念撮影終了。とむくん、本当にお疲れ様〜
S 記念撮影が終了いたしました。とむさん、おつかれさまでした。ありがとうございました。(拍手)それではご着席いただきまして、お話第2弾ということでうかがっていきたいと思います。
ではお話PART2。早速なんですけれど、先日行われました運動会について、お話をうかがいたいと思います。出場種目は、とむさんは何に出場されましたか?
T えーと二人三脚と、組対抗リレーです。
S はい。で、その結果はいかがだったでしょうか?
T あのですねえ、二人三脚はたぶん4位か5位だったと思うんですけど。組対抗リレーは、惜しくもバトンが落ちて、ずっと1番だったんですけど。私は第2走者で走ったんですけど、ちょっと途中でバトンが落ちちゃって、え〜とそれでも3位?4位くらいだったと思います。はい。
S はい。第1走者の絵莉さんでいらっしゃいましたっけ。第1走者は、ほとんど皆さん団子状態で入ってこられて、で第2走者の方にバトンタッチをされて、そこからが蘭寿とむさんの足の見せ所という感じだったらしいんですけれど。かなり、軍を抜いて早かったという話をうかがっていますが。
T 早かったんですよ。自分でびっくりしちゃったんですけども。(笑)予定ではですねえ、花組メンバーは全員タイムを取ったんですよ。一番早い娘役3人の、えっと澪乃せいらちゃんと、遼かぐらちゃんと、華城季帆ちゃんが、娘役3人が、すごいマッハに、誰がアンカーとってもいいくらい早かったんで、それを後ろに固めようっていう作戦で、私たちはまあ2位か3位で頑張ってバトンを渡すから、お願い、1位でお願いしますって言ってたんですよ。
なんですけど、その前に花組絶対優勝って言ってたんですけど、なんかその前までの競技でちょっと雲行きが怪しくなってきまして。そして競技の前の控えているときに、丁度綱引きをやってたんですよね。で、パーンてピストルがなって、「オーエス」って言った瞬間、ああああ〜ってなって。(笑)一瞬にして花組は負けてしまったようだってことが分かったんですけど。作戦では、すごい強い予定だったんですけど。その瞬間ですね、花組リレー8人は、急に黙りこんで皆、(笑)「自分たちが頑張らなくては優勝できない」って思い始めてですね。リレーだけ50点、1位が50点もらえるので、これは、これを逃したら優勝はないということが、瞬時にしてみんなの頭を駆け巡ってですね。
私も突然無口になって、首回したりとかして。(笑)ちょっと第2走者をチェックして、娘役さんが多いなと思って、ちょっと威嚇しておこうと思って。(爆笑)肩とか回して、全然使わないんだけど。(笑)強いんだぞということを、自分にはっぱをかけて、最後はシューズの紐をかーっと結んで。皆まわりの組が「やるぞー!」とか言ってて、花組だけしーんと、(笑)ひたすら皆ウォーミングアップしてるんですよ。絵莉千晶さんが一番上だったんですけど、絵莉千晶さんは10年前も走られたそうで。そうなんですよ。うわあ走ってると思って。すごい、10年たってもリレー選手だ、(笑)すごいなあと思って。そうなんですよ。それで、「千晶さん、ちょっと皆テンション低くなってるんで、一発上げましょう」って言って、皆で円陣組んで、行くぞーみたいな感じで。目はかなりマジだったんですよね。(笑)
で乗り込んでいったら、最初は4コースだったんですよね、絵莉千晶さんは。なので、バトンの受け渡しは私はもう、まず4コースに行ったわけですよ。待ってたら、後半の直線がすごく早くて、なんかすごい1番じゃないか、これっていう勢いで走ってきたので、段々勝手に後ろの人たちを押しのけて、第1コースに近づいてですね、バトンを貰って、これはちょっとがんばらなきゃいけないと思って。そしたら、思ってたよりも自分が早くて。でも後ろを振り返る余裕はなかったんですけど。花組の応援席とかの前を通ったりして、すごい応援が聞こえてきて、ここはちょっとタムロンで鍛えた脚を、脚力を、(爆笑)全国を走り回った成果をここで見せとかないと。ちょっと陰な感じで、こう前かがみで。(爆笑)これはもう前かがみで走るしかないと思って、ちょっとおなかをくっと入れて、目はマジで、前を見つめて走ったらすごい結構1番だったらしくて、これはいけると思って。そんな感じだったんですけど。まあ私がバトン落としてたかもしれないんで、しょうがなかったね〜なんて言いながら。でもこれはゴールデンメンバーだよって言って終わったんですけど。すごい自分が案外早かったことにびっくりした運動会でした。(笑)
S はい。実行委員が、花組半分が、実行委員というだったんですが、とむさんも実行委員でいらっしゃったんですか?
T いえ、私は違います。実行委員ではないです。
S そうなんですか。いろいろ、前回のお茶会の時に、どうやったら綱引き勝てるんだろうねという話などされてたとかいうお話なんですけども。
T そうなんですよ。綱引きと、玉入れに出たいと思ってたんですよ。そのどっちも出れなくてですね。順番から行くと。10年前は、予科生の時にそれをやって楽しかったので、それがやりたいなと思ってたんですけど、種目の順番で出れなかったんですけど。まあでも、東京公演に次の日に移動するし、声をつぶしちゃいけないし、怪我しちゃいけないから、ちょっとテンション落としてなんて思ってたんですよ。でも始まって、75メートル走が始まった瞬間に、立ち上がって「行けえ〜!!」(爆笑)なんだ、エキサイトしてると思って。それはもう、のども痛くなりましたけど、それだけ楽しめたなと思って、すごくいい思い出になりました。はい。
S 今回は月組さんが優勝ということだったと思うんですけども。あの、霧矢さん、今回特別出演されてまして、なにかその辺の遺恨などはいかがでしょうか。(笑)
T 終わった次の日が、丁度東京に移動して、楽屋で荷物を入れたり、化粧品を広げたりしてたんですけど。丁度そこに霧矢さんがいらっしゃって、皆が「あ〜優勝したとこだあ」とか言って、「はいっ、どうもすいません。いろいろ***」とか言って、(笑)そんなノリで明るい返しだったので、全然皆も。最初はすごく運動会の話ばかりで、水さんのペ・ヨンジュンはどうだとか、(笑)楽屋は化粧時間、運動会の話だったんですけど。
まあでも10年前に見た・・・スタンドから見てたんですけど、印象は、入場行進が花組さんはいろんな色のスーツで、すっごい格好いいなと思ったことと、あとリレーで稔幸さんがすごい速かった、(笑)がに股ですごい速かった。(爆笑)マッハに速かったっていう記憶が鮮明に残ってて、振り乱して走ってもいいもんなんだなと、(笑)分かったんで。障害物競走で、全組モジモジ君の格好でやってたりとか、すごい気合の入りようで、なんかエキサイトして面白かったです。はい。
S 今回は仮装されていたと思うんですけども、とむさんは仮装はされてたんでしょうか?
T いや、私は仮装してないですね。それは応援合戦ですかね。
S はい。あの、グランドの方でおささんたちがやったチアリーダーの格好して、やってらっしゃった時は、とむさんはどちらにいらっしゃったんですか?
T スタンドの応援席に、花組の応援席にあがって、ポンポンを振って応援してました。下級生の子達が前で、文字を作る・・・皆が画用紙を持っていろんな色の、その花組優勝とかいう文字を出してとかがあるんですけど、それがなかなか皆順番に曲に合わせてやるのが、すごい難しかったみたいで。すごい公演中なのに、朝からみんな集まって練習していたんで、その文字をどうだみたいな感じで、上で上手くいくように祈りながら、はい、応援してましたね。はい。
S ありがとうございます。では10年後は、花組が今度は優勝できるように祈って、楽しみにしていたいと思います。
では次なんですけども、ビューティトップ・ヤマノさん。こちらのビューティ・ウェルネス・プラナーという、イメージリーダーになってらっしゃいますけども、そちらはどんなお仕事をされてますか?
T そうですねえ。イメージリーダーって最初聞いたときは、ちょっと恥ずかしかったんですけど、リーダー。でもなんか舞台で、あの前向きに生き生きと頑張っている姿を見て、選んでいただけたようなので。すごくビューティ・ウェルネス・プラナーの方々も、これからという感じで、みなさんすごく生き生きとされて、お会いしたんですけども、いろいろお話させていただけると、本当にみなさんのパワーもすごくて、ああ自分も舞台頑張ろうって思ったりできる感じだったんですけれども。そうですね、皆さんが見ていただけるとすると、今後歌劇とかグラフとかの、こないだ撮影を、東京来る前にしてきたんで、これからどんどん、宣伝みたいな形で紙面にでると思いますので、ご覧になってください。(拍手)
S こちらのあきらさん(誰?)からプレゼントされたメイク用の筆というものがあるそうですが、いかがでしょうか、使い心地は。
T 抜群ですよ。いいものを作っていただいて、名前もTOMって入れていただけて、普段のメイクなんですけど、愛用させていただいてます。はい。
S ありがとうございます。先日、瀬奈じゅんさんのパーソナル・・・え〜
T パーソナルブックですね。
S はい、パーソナルブックですね。それが発売されまして、その中にバーチャルメンバーのボーリング大会が載ってらっしゃいましたけれども、そのメンバーの一員としていかがだったでしょうか?かなり楽しい撮影だったようなんですけども。
T かなり楽しかったですよ。あの久しぶりに皆で集まって、瀬奈じゅんさんから、そのメンバーでやりたいって言っていただきまして、本当にお休みの日に皆でボーリングしに行こうっていうノリで、撮りに行って。で自分たちが楽しんでいる間に、シャッターをきられていてっていう状態で。本当に久しぶりに、何かはしゃいだっていう感じですかね。
もうご覧になられました?ページ開いたら、アメリカの漫画みたいな、すごく面白い感じに仕上がってたので、ああこういう風になるのかって思いながら、やってたんですけど。そうですねえ、久しぶりに、メンバー皆すごく仲良くって、和気あいあいと言う感じで楽しかったので、是非そちらのほうも。見ると、瀬奈じゅんさん、他のページ滅茶苦茶格好よくってですねえ、(笑)「うわっ、格好いい!」とか言いながら、楽屋で皆見てたんですけど。是非、1度ご覧になってください。
麻子ちゃんのお茶会(天使)の時も、バーチャルメンバーの仲がいい話をしてましたけど、本当に仲よしなんですね。で、パーソナルブック、当然持ってます。蘭とむの4ページのために手に入れたんですよ、もちろん。いや、でも本当に、蘭とむも載ってるって聞いて、ますます買わなきゃ!と思ったのは本当です。アメリカン・カトゥーンみたいな仕上がりになってて、とても楽しそうです。ちょっと英語はうそ臭いですけどね。
S はい。先日会総見がございましたけれども、いかがだったでしょうか?2階からの熱い視線は。
T すごかったです、パワーが。何の空気なのか、何か分からないですが、すごいものがいろいろ飛んできて。いや別に何か飛んできたわけじゃなくて、(爆笑)パワーが飛んできて、本当に私自身が圧倒されそうなくらい、拍手もすごくいただいて。みなさん、すごいのってるなあって感じで、私もずっと見上げてたんですけども、分かってもらえてるかなあ、この目線って思いながら。ロケットの最後のウィンクも、頑張って右目でやったんです。(爆笑)はい、そんな感じで、私も盛り上がってました。はい、ありがとうございました。
S 会場はかなりな熱気だったんですけれども、ヘラクレスの場面で、拍手ですか?手拍子が割れんばかりの拍手だったと思うんですけども。
T ええ、本当に。あれくらい拍手していただけると、皆もすごいのってて、のったまま最後まで行けるっていう感じで。はけてきたときに、いつも早替わり室で奈月みかさんと一緒なんですけど、「今日は拍手すごかったねえ。いつもこのくらいだといいのにねえ」とか言って。(笑)なんかのせてもらえるというか、こっちがのせてもらえるみたいな感じで。皆がテンション高かったと思います。はい。
S 出のときにですね、とむさん、なにか首から大きなものを下げてらっしゃったと思うんですけれど、あれは?
T こんな大きな金メダル。私のヘラクレスの横顔を描いてあって。
S パンフレット、プログラムも、とむさんの横顔がのっております。
T はい。なので、ちょっと恥ずかしかったんですけど、皆さん本当に、沢山待っていてくださって。応援ありがとうございましたって感じで、なんか最後出るまで盛り上がった感じで。はい、出来たので一日楽しかったです。ありがとうございました。
S バウホール単独主演の公演が、1月にございますけれども。こちらは上方落語ということで、台詞はこちら、関西弁でなさるんでしょうか?
T そうでしょうね、きっと。きっとそうなると思うんですけど。私も詳しい内容っていうのは分からなくて、くらわんかっていう和もので、また青天をかぶるんですけども。結構続いてるんですけど、まあお正月だし、もうひとつのドラマシティのほうも和ものみたいなんですけども。そうですね、やっぱコメディになると思うので、初笑いにいらしてくださいという感じになると思うんですけど。落語自体も私は詳しくはないので、いろいろ勉強したほうがいいなと思ってるんですけども、先生はまず台本を読んでみて、全然お話を知らない段階から入っても面白いんじゃないかっていうことも言っていただいているので。面白いなって思ったものを、そのままお伝えできればいいなと思ってて。あと下級生が、本当に下級生ばっかりのメンバーなので、たぶん皆先生によって、かなりいろんな発掘があったり、はじけて舞台に立つんじゃないかなっていうふうに、今期待しているので。東京には来ないんですけど、バウホールのみの公演なんですけれども、1月の2日から18日まで、結構長い期間やってますので、是非是非何度も見にいらしてください。よろしくおねがいします。(拍手)
S ちょっとさかのぼって、先日というか5月6月ですね、2度目の全国ツアーをされてきたと思うんですけど、先ほども出ましたタムロン走りで、東日本を縦断されたわけですけれども。仙台で親睦会がございまして、こちらのご様子はいかがだったでしょうか?
T 行った瞬間、皆さんかなり盛り上がってらっしゃいまして、参加させていただきますみたいな感じだったんですけど。でも仙台まで来ていただけて、すごく楽しんで、公演見て楽しんで帰っていただけたので、すごく嬉しいなと思うんですけど。そうですね、全国ツアー自体が2回目ということもあって、勝手が分かってきてたので、すごく自分自身も楽しめたし。
ハジ・タムロンという役自体も、今までにちょっとないような、そうですね、再演ものだったのでビデオとか見せていただいてたんですけど、自分で本読みをして、少しづつお稽古に入っていくと、なんかタムロンも人間というか、心の葛藤みたいのが一番に出せたらいいなあと思うようになって。それで、そこから役作りをしていったんですけども。最初は歩き方とか走り方とか、さっきの走り方じゃないですけど。あと立ってるだけで、ずっといるんですけど、台詞がなくて立ってるだけっていう場面が多かったので、その心の流し方とか、気持ちの流し方とかもすごい考えたし。
花組バージョンで、1曲タムロンの歌を先生に作っていただきまして、吉田優子先生に作っていただいて、その歌詞もすごく心情を表わせる歌詞だったし、曲もすごく素敵な曲だったので、自分自身も役に入り込めたなと思うのと同時に、入り込みすぎて、ちょっともう1人の自分じゃないですけど、どう見えているんだろう、どう伝わっているんだろうっていうことまで、最後のほうは考えられる余裕ではないですけど、そういう舞台人としてのいかたとか作り方とか、存在の仕方みたいのも勉強になったので、すごくそれは本当によかったなあと思って。ハジ・タムロンをさせていただいてよかったなと、自分では思っています。はい。
S 役のほうが、タムロンという思いつめるような、重たい役だったんですけれども、そのぶん旅行気分といいますか、全国ツアーを楽しまなきゃというのが、はしばしに現れていたと思うんですが、印象に残っている場所、食べ物、出来事などはありますか?
T そうですねえ、仙台で牛タンを食べたりとか。すっごい分厚いんですよ。(指を開いてみて)いや、こんなに厚くはない。(笑)本当に、普通のお肉くらい分厚いんですよ。お店の人も、食べてて「うわ、分厚いねえ、美味しいねえ」って言ってたら、「うちのは絶対に美味しいんだから」、真後ろに立ってどうだみたいな感じで、お店の方もいらっしゃって。(笑)ああ、ここは有名なんだなと思いながら。そうですねえ、同期の橘梨矢と、いつも各地でタムロン走りをしよう、(爆笑)わけの分からないことを言ってですね。横浜の山下公園とかで、公園でタムロン走りをしてハトを追っかけたりとか。(笑)その姿を写真に撮ったりとかですね。山に登っても、その姿を写真に収めようって。そんなことばっかりやってましたけど。結構馬鹿なこともしながら、楽しめた感じで。
お客様が新鮮で、出てきただけでうわ〜っていう感じだし、前のほうを走ったりするだけで、「本当に速く走るのね」って普通にしゃべってるような声が、(笑)自然に聞こえてくるのがツボで。ピストルで最後死ぬ前とか、普段ではあまり聞かれないようなナマの声とか、「いや、あの人死にはるわ〜」(爆笑)「死ななくていいのにねえ」(爆笑。何が可笑しいって、蘭とむの関西弁って聞くことないから、ベタな関西弁なのがまた何とも。)ナマの声がして。すごい楽しかったですね。(笑)
ショーとか、最後の踊ったりする場面とかでも、そうですね、青森ではラッセラー、ラッセラーっていうねぶたの、ああいう感じで皆で掛け声かけたりとか。そうすると、会場の方もすごい喜んでくださって。おささんも、最後のキメで「ねぶた(渋い声で)」とか言って。(笑)決まったーみたいな感じ。各地でそういうことを楽しんだりとか。今日はラッセラーって言ってくださいとかって、回ってくるんですよ。皆でそういうのを楽しんだりして。すごくだから、充実してたし、楽しかったですね。はい。
S はい、ありがとうございます。それでは次のプログラムの進行をさせていただきたいんですけども、テーブルトークに移らせていただきたいと思います。
とむくんの話し方が面白くて。受けをねらって話してる風ではないのに、笑いっぱなし。
この後は、テーブルを回りながらのQ&A。全テーブルまわるのは無理なので、抽選で選ばれたテーブルだけ。私のテーブルには来てもらえなかったけれど、隣のテーブルに来たので、すごい至近距離で見られて幸せ。そして、さすがダンサー。歩き方も綺麗だし、立っているときも脚がきれいにターンアウトしてるんですよね。

TCAスペシャル2004での同期との競演で、罰ゲームの結果は?
T 罰ゲーム?同期との競演?罰ゲーム?TCAスペシャル??
S なんかですね、遼河はるひさんのお茶会でですね、あの同期で練習をされていたときに、かなり間違える方が何人か、2人ほどいらっしゃったということを聞きまして、罰ゲームを決めようという話をうかがったんです。
T はい。
S で、その間違えが多いというお2人のうちのお1人が、なんと蘭寿とむさんだと。(笑)で、その罰ゲームがどんなものだったのか、そしてその結果がどうなったのか、お聞きしたいなと思いまして。
T 罰ゲーム。結局やらなかったような気が・・・。しましたっけ?誰に聞いても分からないって。(爆笑)
歌詞をよく間違えてたんですよ。稽古のときに、同期5人だったので、毎回なんか青春もの系の歌だったんですけど、それが同期5人が結構可笑しくてですね。笑っちゃって、それ自体に笑っちゃって、歌詞をよく忘れてたんですけど。私と、あと誰が間違えてたんだろう。
S おそらく月船さん。
T ああそうかも、さららかも。(笑)2人でしょっちゅう間違えてたんですけど。でも唯一本番は、全員が上手くいったんですけど。そうそうそう、本番は上手くいったんですけど、稽古中は一回も全員OKだったことがなくて。お稽古中はなかなか皆でいることなかったんですけど、TCAスペシャルのお稽古場ではずっと皆一緒にいたので、常に笑ってて、笑いにお稽古場に行ってるくらい。何がどうってことないんですけど、自然に会うと、皆結構仲いいんで、ずっと笑いが絶えない稽古場だったんです。**なので、免除していただけたんじゃないかと思います。はい。
S そうですか。その罰ゲームの内容というのは、覚えてらっしゃいますか?
T 全然覚えてないです。(笑)
S そうですか。情報によりますと、演出されていた先生のTシャツが、かなり。
T 思い出した!!(笑)思い出した。大劇場公演のオケあわせの時かなんかに、先生がアロハシャツを着てたんですよ。赤の。あれはどうなんだろうっていう話になって、(笑)勇気のある人はそれをどこで買ったか聞いて来いっていう話。くっだらないことばっか言ってるんですけど。
それで、稽古で私とさららが多かったから、ちょっと聞きに行ってみようって言ってたんですけど、さららは「やめといたほうがいいと思うよ。どうやってきっかけつくるの」って。私はその後ろにいる人に話しかけといて、先生に何気に「あ、お久しぶりです」って言って、「先生、そのシャツ素敵ですね」(笑)振っといて、「どこで買われたんですか?」って。「これね、ハワイ、ハワイ」(笑)よし聞けたって思って、罰ゲームの達成感を味わってたんですけど。(笑)そんなことばっかりやってる、同期5人だったんです。はい、それはまた楽しかったです。はい、そんな感じです。(拍手。テーブル移動)
宝塚に入って、よかったと実感できるときはどんなときですか?
T は〜そうですねえ。やっぱり舞台に立ってるときですかねえ。お稽古してる時とかはいろいろ考えたり、難しいなと思ったり、出来ないなと思ったりすることがあっても、舞台に立って自分が気持ちよく出来てる瞬間で、皆さんに暖かい拍手をいただける時ていうのが、一番宝塚に入ってよかったなあって思う瞬間ですね。
S はい、ありがとうございます。(拍手。テーブル移動)
オフで、理想のヘアスタイルは何ですか?
T 理想のヘアスタイルですか?何もしない。(笑)ヘアトリートメントをつけたまま、そのままで髪をいたわる。リーゼントとかで痛んじゃうんで、オフは極力セットしないように、ヘアトリートメントをつけてですね、まっすぐなままいるっていうのが、一番理想の髪型です。はい。(拍手。テーブル移動)
同期の彩風蘭さんとの思い出は?
T そうなんです。今回同期の彩風蘭が東京公演で退団することになりまして。そうですね、本当に音楽学校の予科生からずっと、電車で通ってたんですけど、ずっとそれも、行き帰りもずっと一緒で、クラスも結構同じことが多くてですね。花組入ってからずっと今まで一緒だったんで、いなくなるのが結構まだ実感がなくてですね。そうですね。
でも彩風蘭は、まわりに私のことよろしくって皆に頼みまくってて。(笑)よほど心配らしくて。ありがとう、ありがとうって言いながら。思い出・・・ありすぎて何かもう、本当に下級生のころしょっちゅう怒られたことから、ずっと一緒だったんですけど。彼女も本当面白い子なので、なんかよく笑ってたなあっていう記憶があるんで。千秋楽はきっとすごい寂しいなあって思うんだろうなと思うんですけど。さっき言ってた、同期の橘梨矢と2人になってしまうんですよ、ついに。寂しいなあと思いながら、でも精一杯**と思ってます。はい。(拍手。テーブル移動)
秋の味覚といえばなんですか?(笑)最近はまっている食べ物はありますか?
T 秋の味覚ですか?栗?(笑)そうですねえ、栗好きですねえ。和菓子も洋菓子も、栗好きだし。あ、栗ご飯。(笑)栗ご飯は、食べたいなって感じですね。はい、栗が好きです。(笑)
S 次は、栗のデザートが沢山差し入れ入ると思います。(爆笑。テーブル移動)
いつかかなえたい夢はなんですか?
T いつかかなえたい夢ですか?何だろう?いつかかなえたい夢。世界一周旅行。
まとまった休みがないと、海外に行きたいなと思ってても、なかなか行けないので、どんどんどんどんその思いが募ってですね、今どんどん大きくなってるんで。とりあえず一杯行きたいところはあるんですけど、なかなか行けてないので。そうですね、世界を旅したいです。はい。(拍手。テーブル移動)
オリンピックで出てみたい競技はなんですか?
T ・・・新体操。(笑)優雅じゃないですか。絶対やってたら見ちゃうんですけど。あんな離れ業は出来ないなと思うんですけど、出来るものならやってみたい。そんな体になってみたい。(爆笑&拍手。テーブル移動)
ギリシャ神話、ヘラクレスの12の難行。
T 難行を言えと。(笑)12の難行を言えますかってこと、これ?
S もし読んでいらっしゃったら、なにか印象に残るものが。
T ひとつだけ印象に残ってるのが、家畜小屋の掃除。(笑)ヘラクレスが掃除の何か持って立ってる絵があったんですけど、何だこれはと思って。**掃除するんじゃなくて、川の流れを変えてまで、家畜小屋に水を流し込んで掃除したっていう、結構壮大なお話なんですけど。他のを見てたら、すごいなすごいなと思うんですけど、ひとつだけ家畜小屋の掃除。(笑)それがすごく印象的だったのを覚えてます。はい。(拍手。テーブル移動)
読書の秋ですが、お勧めの本や最近読まれた本はありますか?
T 最近本、読んでないですね。どちらかというと、お勧めの本があったら教えてください。(笑)ゆっくり読みたいなと思うんですけど、なかなか公演中だと、ちょっと帰ってバタンということが多くてですね。お勧めのいい本があったら、是非教えてください。よろしくお願いします。
S それでは、お手紙にお勧めの本を書いていただきたいと思います。ありがとうございました。
T ありがとうございました。(拍手)
この後、プレゼント抽選会に入りました。サイン入りポストカードなんかはよくありますが、とむくんナマ声入りテープというものも。「お疲れ、とむだよ。ゆっくり休んでね。」「おはよう、とむだよ。気持ちいい朝だよ。」こんな声でささやかれたら、お休みどころか、ギンギンに目が冴えてしまいます。
そして、とむくん私物プレゼント。普段愛用の帽子や、アクセサリーをプレゼントしてくれました。同じテーブルの人が、帽子を当てたの。さらに、とむくん自らかぶせてもらって。うらやましい限りです。せめてものおすそ分けで、触らせてもらいました。
最後のプレゼントは、とむくんとの2ショット写真。ヘラクレスの音楽とともに(手拍子つき)、抽選で選ばれた人が壇上に上ります。せっかくの2ショット写真なのに、ヘラクレスの金の冠と、金メダルをかけられての写真撮影。どんな格好させられてもいいよね〜。
会場の皆から、とむくんへのプレゼントは、白いカジュアルコートでした。中綿入りかな?これから寒くなったら、入り出に着てくれるかも。
S それでは、そろそろ時間もおしてまいりまして、ご挨拶。今後のスケジュールと、バウ公演、先ほどもお話に出ましたけども、もう1度バウ公演の意気込みなど、お聞かせ願いたいと思います。
T えっとですね、先ほどもお話ししたように、お正月から。今年も元旦から大劇場の舞台に立たせてもらったんですけれども、お正月から舞台の仕事が出来るというのは、幸せだなあと思うし。拝賀式に皆で出て、そのあと春日野先生の舞で幕が開いて、その3人の、松本悠里さんと轟悠さんの舞を見て、すごく背筋が伸びるような、1年の始まり、90周年の始まりみたいのを感じたのをすごく覚えているので。
またお正月に、バウホールですけども、若いメンバーで舞台が出来るのをすごく、まして自分が主演させていただけるということで、本当にこんなにありがたいことはないなあと思いますので。また新しい気持ちで、くらわんかに挑戦したいなと思ってますので、2日〜18までやってますので、是非是非見にいらしてください。お待ちしています。(拍手)
S はい。それではですね、退場ということで名残惜しいんですけど。
T 早いですね。
S そうですね、はい。申し訳ありません。それでですね、とむさん退場される際にですね、お土産を各テーブルに配って、退場していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
お茶会のお土産を、生徒さん自らが配ってまわるなんて、最後の最後まで、サービスがいいなあ。お土産は、通帳ケースのようなものでした。そのほかに、ヤマノからボディオイル&ウォーターもいただきました。

そして、いよいよ退場というときに、BGMがアイガッチャに変わりました。会場ノリノリで手拍子。今回のショーで一番格好いい男役のナンバーを、よりにもよって蘭とむだけ出てないなんて、ファンとしてはやりきれない。会場の熱い視線をあびて、とむくん、人がいいんですね。アイガッチャを踊ってくれることになりました。
「お茶会で踊るなんて初めて」って言ってましたが、私もお茶会で踊る人を見たのは初めてです。撮影用のテーブルをお立ち台に、軽く流す感じに踊ってくれました。メインテーブルからは遠い席だったのですが、逆にお立ち台はすぐそば!なんて格好いいんでしょう。こんな目の前で見られるなんて。ノリノリで拍手してしまいました。

蘭とむくん、話が上手くて楽しいお茶会でした。全然関西弁が出ないというのも、不思議。
握手して、声をかわして、最後に目の前でダンスまで見てしまったものだから、すっかりやられてしまいました。