グレートバリアリーフ
AUG 24 , 2004

ミコマスケイ
 2日目は、グレートバリアリーフに行きました。世界遺産に登録されている、世界最大のさんご礁。「ファインディング・ニモ」の故郷の海。とても沢山のクルーズ船がでているのですが、私が選んだのは、オーシャンスピリットのミコマスケイ・クルーズ。日本人スタッフが乗っていて、ここでも言葉の心配なし。
オーシャンスピリット
 クルーズには、大きく分けて島に滞在するものと、ポントゥーンと呼ばれる浮桟橋に停泊するものの2パターンあります。ミコマスケイは、珊瑚が蓄積されてできた小さな島です。
 オーシャンスピリット。大きなフェリーのようなクルーズ船が多いけれど、これはヨット。もちろんエンジンで動くのだけど、青い海、青い空にはためく白い帆って、気分は最高です。大体2時間くらいでアウターリーフに到着しました。外にいたほうが気持ちがいいので、デッキにいたのだけれど、ぐわんぐわん揺れる。風は強いし、デッキの柵がほんの気持ちついているだけなので、海に振り落とされるんじゃないかと思うくらい。酔い止めを飲んでいないと、大変なことになったでしょう。
 ケアンズは遠浅の干潟なので、始めのうちは茶色くて汚い色の海。それが、段々透き通るような深い青色に変わってきて、あ〜グレートバリアリーフに来たんだなあと実感。
ミコマスケイ
 大海原に、白い島が見えてきました。鳥しか住んでいない無人島、ミコマスケイ。まわり中さんご礁なので、小型ボートに乗り換えて上陸します。
 いくら暖かいとは言っても、さすがに生身で海に入るには冷たすぎるので、ウェットスーツを借りました。子供用から大人用まで、あらゆるサイズが揃っていて、レンタルしてくれるので助かります。シュノーケリングセット(こちらは無料)も借りて、いよいよ海へ。同じく無料で、ライフジャケットも貸してくれたので、完全装備。
 足がつく位の場所に、沢山の珊瑚、熱帯魚たち。珊瑚も熱帯魚もカラフルで、想像以上にいろいろな種類があるんですね。ニモ(カクレクマノミ)の仲間もいました。すごく綺麗でずっといたいのだけれど、やはり水は冷たいようで、気がつくと体が冷えきって、唇は紫色〜
グレートバリアリーフ グレートバリアリーフ
 1度船に戻って、今度は半潜水艇。シュノーケリングでも充分楽しめますが、半潜水艇だと、もう少し海の深いところまで見られます。昔ディズニーランド(ロスアンゼルス)で乗った潜水艦のアトラクションみたい。シュノーケリングでは怖くて珊瑚の上まで行けなった子供でも、これなら海の中が見られました。
 ランチタイムには、船内でビュッフェ。数あるクルーズ船の中から、オーシャンスピリットを選んだ理由はいろいろあるけれど、決め手になったのがこのランチ。ディナークルーズも行っていて、ケータリングで賞も取ったという、評判どおり美味でした。照り焼き風味のチキン(これが一押し!)とか、ローストビーフ、えび、サラダ、フルーツ・・・おかわりまでしてたっぷり食べてしまいました。1時間くらい食べてたかも。
 魚の餌付けショーに始まって、シュノーケリング、ランチ、半潜水艇とあっという間に過ぎてしまった4時間。出航前にはケーキが出て、さらに幸せ。帰路もデッキでくつろいでいたのだけれど、船内ではバンド演奏があったようです。シャンパンのサービスまでありました。
 大満足なクルージング。髪は潮でベタベタになるけれど、もう1度行きたい〜

 全身ベタベタなので、1度ホテルに戻ってシャワーを浴びて、夕食に出直しました。繁華街から離れているホテルなので、本当はそのまま食事した方が楽なのだけれど、さすがにね〜。
 「ラ・フェットチーネ」というイタリアン。ガイドブックに載っていたところですが、なかなか美味。まだ早かったのかすいていて、外のテラス席に案内されたのですが、気持ちよかったです。