ラ･エスペランサ
TAKARAZUKA舞夢！
2004年11月19日
於・東京宝塚劇場
| 3度目。ショーの為だけに観に行っているようなものです。 芝居は、とりあえず自分のツボだけ見ればいいかな、と。ベニート＆イネスとファビエルの会話。ファビエル＆フラスキータの告白シーン。ドクターとフアン・ママの会話。この3つ。ベニートとイネスって、本当に付き合っているって感じがして、いいですよね。 ショーは、何度見ても好き。今回は2階席だったので、ちょっと雰囲気が違って見えます。群舞のフォーメーションがよく見える。でもやっぱり、客席降りは置いてけぼり。同じ値段払って見に行っているのに、こんなに盛り上がりかたに差がでるなんて、ちょっと考えて欲しい。何やってるのか、全然見えない。銀橋で、水ちゃんが合掌してたけれど、客席で何があったんだろう？ 浮気は文化のゼウス様、本当に楽しそう。次々に女をつまみ食いするゼウス。ヘラが出てきたときに、ヘルメスに「何で止めるの」って言ってるのが聞こえた。ヘラはねえ、本当は女神のトップだと思うんだけれど、何か威厳がないって言うか、気品がないって言うか。ふーちゃんは、つくづく普通のお姉ちゃんの役が似合うんだなと思った。 今日のパンドラ、ロングの赤いストレートヘアでした。今までシャギーしか見ていなかったので、感じが違う。爪はシルバーでした。いろいろ工夫しているんですね。 ナルキッソス、やっぱり好きだあ。後ろ、鏡に水ちゃんが映っていたのが、いつの間にか透けて、蘭とむが見えるというのがいい。影の方が濃いっていうのも好き。というか、結局全部好き。 ゼウスの涙は、歌が耳について離れません。少人数で踊ってるのに、広いはずの舞台をもてあまさないってすごいことだと思う。鈴懸さん、ダンサーだと思ってはいたけれど、このシーンであまりのダンスの上手さに驚き。2階席から、オペラはずして見ていても、思わず目が行ってしまった。 レベルの高いショーだと思うので、衣装はもっとシンプルな方がよかった。ロケットの超ぶりぶり衣装は、女にもてるには筋肉だ♪なんていう歌詞に全然あってないし。もっとアスリートっぽい衣装にしようよ〜。パレードのおさちゃんは、ゼウスというよりガルーダに見えるし。 |