連続殺人事件の次の犯行が行われる場所がホテルコルテシアと判明し、警視庁捜査1課による潜入捜査が行われることになった。
新田刑事はフロントクラークに扮して、客に目を光らせる。
新田と教育係の山岸は、ぶつかりあいながらも、やがてお互いを信頼するようになる。
新田浩介、瀬戸かずや。 最初ロン毛にジージャン姿で現れた時は微妙に似合ってなくてどうしようかと思ったけれど、すぐに短髪になってホッとしました。 いつものあきらで十分格好いいのだから、そこまでキムタクに寄せなくても。 普通に格好良くて、安心して見てられました。 山岸尚美、朝月希和。 映画だと長澤まさみが演じてた役。 しっかり者の女性なのは分かるけど、気負いすぎてセリフ回しが大仰で、全く可愛げがなかった。 長澤まさみは同じセリフ言ってても、どこか可愛げあるのに。 最後新田といい感じになるけど、この山岸に新田が恋愛感情抱くとは思えない。 能勢、飛龍つかさ。 新田のもとバディ。 元気が空回りするタイプかと思いきや、案外ちゃんと仕事もするし、新田の妹もまんまとゲットしてる。 映画と違って後輩ってことになってたけど、いい感じに新田を振り回して、出てくるたびに笑いを誘ってくれた。 現れる客が皆うさん臭くて、サスペンスドラマとして楽しんで見られました。 栗原、高翔みず希。 うらびれた小者感が絶妙で、さすがです。 高校の教育実習の先生なんて覚えてないですよね。 長倉麻貴、音くり寿。 映画だと松たか子が演じてた役。 比較するのは気の毒だとは思うけど、老婆はまだしもネタばれ以降がいまいちぱっとしない。 大事なシーンを歌で説明するのだけど、何言ってるのかよく分からなかったし。 映画はどの客もかなりインパクトのある俳優をキャスティングしてたので、それと比べると個々の印象はちょっと薄いけど、群像劇として楽しめました。 男役さんたちの方が良かったな。 娘役は微妙。 1幕2幕のプロローグがスタイリッシュなダンスナンバーで、ダンス巧者は「DANCE OLYMPIA」に出演してたとは言え、花組らしくて嬉しかった。 見に行った日は「DANCE OLYMPIA」組が観劇してたらしいけど、2階席で見えなかったのがちょっと残念でした。 |