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花組
2003年9月13日 |
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3度目の観劇。翌日が楽なだけあって、さらにアドリブが増えていました。 三九郎登場の場面。主水の手をつかんだ忠輝、今日は主水の腕を体の横で上下にふりふり。そのままご機嫌うるわしゅう・・・と言う主水の言葉を聞きながら、父上も腕を上下にふりふり。最後に殿もふりふり。 傀儡師たちが集まって「われらも鬼っ子」という前の、殿と主水の陰芝居で、おさちゃんが右腕が痛いと言っているようにみえました。で、銀橋芝居で、いしちゃんがおさちゃんに横とびにぶつかってきたときも、だから右腕痛いって言ってるでしょ!と言っているように感じた。ぶつけたか何かした? 狂言切腹の場面。前回同様、おさちゃんがイシちゃんに横とびにアタックしたけれど、びくともしない殿。渾身の力を込めてぶつかって、やっと押しのけることができました。座った主水の周りを殿が一周するけれど、前回以上に隙を見せない主水に、忠輝はさらにもう一周。主水があっちでしょ!といろは姫のほうに行かせなければ、あのままず〜っと回ってたかも。 で、やっといろは姫に向き合った忠輝、「達者でな」と一言言うと、そのまま立ち去ろうとする。主水が「との〜〜!!」と絶叫して、なんとか意見を聞き入れてもらうことが出来ました。おさちゃん、青筋立ってた。その後、「目が回っただろう」と、おさちゃんをぐるぐる回してたイシちゃん。シェネとか沢山して目が回ったときは、逆周りすると直るんですよね。 今回、主水自刃のシーンはもちろん、影武者となって戦に赴く決心を固めるシーンでも、鳥肌がたちました。決意を固めたときのおさちゃんのオーラがすごい。宗矩の台詞ではないけれど、神々しさにくらくらする。 ショーの方にもアドリブがありました。ゆみこ&蘭とむの銀橋〜ルネのシーンで。蘭とむ君、親指をくわえてちょっとクレアトール風ポーズをしてみたり、フラダンスの振りをしたり。フラダンスが結構受けが良かったので、ルネもやっていました。フラダンスしているダンサーを見て、これこそ新しいスターだと思う人たちのセンスもすごい。「あの方素敵」と歌うあすかちゃんに、手を振ってはけるおさちゃん。なんかおさちゃん、ますますふーちゃんに冷たくない?気のせいかな。 アドリブではないけれど、クレアトールの場面での望月理世くん。最後衣装を脱ぎ捨てるときに、マネキンの手に衣装がひっかかってしまって、最後のダンスの間中、ずっとマネキン君が衣装を持っていた。帽子が落ちてくるときに、急いではずして後ろに投げ捨ててたけれど、そのシーンもう終わりだし、別にそのまましててもよかったと思うけれど、望月くん、ずっと気になってたんだろうな。 今回は、緞帳が下りた後の演奏も最後まで聞きました。結構残っている人が多くて、最後は拍手!これで見納めかと思うと、余韻に浸ってしまいました。おさあさコンビ、次も見られるといいんだけど。 |