蘭とむコン。踊って歌って、見ごたえのある内容の濃いショーでした。
プロローグ。照明が入ると、階段のセットのある舞台に、蘭とむがソロで板付き。いきなりの客席下りがありました。 格好つけてるんだか、外してるんだか微妙に分からない歌詞ですが、十分格好いいです。 妖しの森に迷い込んだ青年に、人形遣いが見せる幻想。このストーリーダンス、ものすごく好きです。 ジョニー・デップのマッドハッターのような、めちゃくちゃ格好よくて怪し気なピエロのみーちゃん(+じゅりあちゃん)。 蘭はな人形に命を吹き込んで、青年蘭とむに幻想を見せるのだけれど、そのナンバーもさることながら、どうにもこうにもみーちゃんの妖しい魅力から目が離せませんでした。 最後夢が覚めて、蘭はなは人形に戻り、どうでしたか?とばかりに再び現れるみーちゃん。やっぱり好きです。 アルゼンチンタンゴは大人っぽくて、これまた目が離せない格好良さ。 娘役もセクシーだけど、やっぱり男役が魅力的なんです。ほぼみーちゃんしか見てなかったんですけど、キレのあるダンス、セクシーな動き、最高です。 蘭とむが絶望して嘆いたところで1幕終了。短っ!35分しかなかったので実際短いのですが、本当にあっという間でした。 2幕は、ブロードウェイを夢見る若者たちのオーディション会場から始まりました。 これがもう可笑しいのなんのって。月央和沙オンステージ。 おネエ系の振付家は宝塚的には定番キャラだとは思うけれど、弾けまくりの抱腹絶倒もの。 蘭とむ相手にも臆せず、いじるいじる。 完璧なワンマンショーでした。 そして、そんな振付家に絡むじゅりあちゃんが、またいい味出しているんです。 蘭とむのその腰の動き、反則ですから。 続いてブロードウェイのショーナンバー。 月央くん、格好よく踊ってるんだけど、どうしても振付家のイメージがぬぐい去れない・・・。 鏡の前で踊る男役さんのナンバー、格好いいです。というか、ひたすらみーちゃんビジョンです。 主題歌を歌いながら、白いシンプルな衣装の総踊り。Streak of Light〜一筋の光。 真っ直ぐで前向きな歌詞が蘭とむらしいです。 一度幕が下りて終わりかと思ったら、宝塚ソングメドレーのフィナーレが続きました。 アンコールにしては長いし、なぜ1度幕を下ろしたのか? 黒燕尾ですみれのボレロとか、蘭とむ作詞の歌とか・・・ちょっとベタな気もしますが、格好いいから良しです。 今回の大収穫はみーちゃん。花組に異動して番手が上がったというか、蘭とむの下でガンガン踊る機会が増えた感じで、この先楽しみです。大満足〜。 |