LAS VEGAS 2nd day

 ラスベガス最初の朝は8時に起床。夜型のラスベガスなので、決して寝坊ではないです。まずはTIのバフェ(ビュッフェのことを、アメリカ人は米語読みでバフェと言う)で朝食。
 
 朝食後、タクシーでサーカスサーカスへ。このホテルは、その昔私が中学生だった頃、家族で泊まったホテルです。30分おきに行われる、無料のサーカスも健在。以前お世話になったゲームコーナーも健在。当時はホテルから1歩も出ることなかったけれど、今回はリベンジ。子供のお守りはおじいちゃんに任せて、私は母親と一緒にカジノへGO。子供も、ゲームで最高得点をゲットして、いろいろ景品をもらって、すごくご機嫌でした。 
スロットで最高得点をゲットした母親。
メダルが3つ並んでいるのが見えるでしょうか?
これが1セントのマシーンでなく、ジャックポットだったら、
今頃億万長者になっていたことでしょう。
それでも気分はよかったらしい。
 午後からは、フォーラム・ショップスへ移動。やはりタクシーを使ったのですが、最初連れて行かれたところが、明らかにフォーラム・ショップスではない。「ここフォーラム・ショップス?」と聞くと、運転手のおじいさん、「あ〜間違えた!70いくつにもなると、どうもうっかりする事が多くて・・・」と、あわてて行き先変更。おいおい・・・。
 フォーラム・ショップスの内部。お台場のビーナス・フォートのようなつくりです。薄暗くて写真がよく見えないけれど、ローマ遺跡のようなものが広場の真ん中にありました。
 写真中央、大きなトロイの木馬。中はエレベーターで登れるらしい。パリスもヘクトルもいないけど。おもちゃ屋さんかな?
 写真右。一番奥の泉は、時間になるとローマ遺跡が引っ込んで、かわりに火の精と水の精が現われて、ちょっとしたショーが始まります。こんな建物の中でも火を使うんですね。人形ショーだし、無理に見る必要はない程度のものでしたが。
 フォーラム・ショップスの隣にあるホテルが、シーザーズ・パレス。正確に言うと、シーザーズ・パレスのショッピングモールがフォーラム・ショップスなのだけど。とにかく大きなホテルで、歩いても歩いてもまだシーザーズ・パレス。その間に、パンテオン、トレヴィの泉、サモトラケのニケの像・・・・と古代ローマの遺跡が沢山。もちろん全部作り物ですが。
 そんなに長時間歩いているわけではないけれど、とにかく暑い!夏のラスベガスは、最高気温がゆうに40℃を超えるので、想像を絶する暑さでした。帽子にサングラスをしていないと、目が日焼けする。さすが砂漠です。
 フラミンゴ。映画「バグジー」によると、愛人のためにバグジーが建てたこのホテルが、ラスベガスの礎だそうです。両親によると、以前ラスベガスに来た頃は、テーマホテルなんて全然なくて、フラミンゴのネオンだけがストリップに燦然と輝いていたそうです。
 ラスベガスでも1〜2を争う高級ホテル、ベラージオ。イタリアのコモ湖を模して造られたという池では、噴水のショーがあります。音楽にあわせて、噴水が踊る。東京ドームの前でも、以前見たことがあるけれど、スケールが違います。滅茶苦茶暑いので、噴水の水が心地よい。
 ローマ、コモ湖とイタリアが続いた後は、ストリップの反対車線に立つアラジンへ。モロッコをイメージしたショッピングモール、デザート・パッセージ(写真左)と、アラジンの入り口のドアノブ(右)。
 アラジンの隣は、パリス(パリ)。縮小版のエッフェル塔や凱旋門、オペラ座が凝縮されたホテルです。カジノフロアの中に、エッフェル塔の脚が1本入り込んでいました。
 パリスのバフェで早めの夕食。ここは人気ナンバーワンのバフェらしくて、いつも大行列とか。ラスベガスでは、遅めの朝食&早めの夕食の1日2食をバフェでとると決めていたので、5時頃に行ったらさすがにすいていました。右の写真は、バフェの中。まるでフランス郊外の街中のようです。ラスベガスのホテルでは、空を描いた天井というのが多くて、どのホテルでもここは屋外?と思ってしまいます。
 そして、評判どおり料理が美味しかった。手の込んだ料理が多くて、大満足でした。

 夜は2度目のTIショー見学。1日目には最前列のVIP席で見たものの、逆側の海賊船で何が行われているのか全くわからなかったので、今度は反対側にポジションをとって再見学。なるほど、こうなっていたのか〜と納得して、ストーリーがつながりました。

 1度部屋に戻って、着替え。10:30からのベラージオのO(オー)を見に行きました。シルク・ド・ソレイユのショーは初めて。本当はレビューを見たかったのですが、ラスベガスの夜らしくドレスアップするならOだと言われて、じゃあOにするか・・・と。高級ホテルのショーにふさわしく、かなりドレスアップ率は高かったです。私は、亡き祖母が母のために作ったロングドレスを着ていったのですが、ん?私が着るとセミロング丈。目の中に入れても痛くないほど可愛がってくれた祖母なので、今生きていてくれたらどんなによかったか。思い出だけ一緒に旅しました。
 肝心のOですが、水をテーマにしたショー。シンクロナイズド・スイミングと、高飛び込みと、空中ブランコなどのサーカスが混ざったような感じ。日本ではこんなに大掛かりなセットは造れないだろうから、見てよかったと思いました。途中ちょっと眠くなったのも事実ですが。終わったのは0時過ぎ。さすが夜型ラスベガス。そんな時間にも、沢山の人が外にいました。