マカオ

2009年8月18日

 香港を後にして、フェリーでマカオに向かいました。九龍サイドのフェリー乗り場は、チャイナ・フェリー・ターミナル。ネットで事前予約しておいた人の特典で、豪華クラスへアップグレードしてもらいました。
 9時半に出発して、約1時間のフェリーの旅。ドリンクと軽食(サンドイッチかカップめん)のサービスがあったのですが、お腹はすいていなかったので、味見だけ。スパイシービーフのヌードルが案外美味で、後日マカオのスーパーで見つけて購入して帰りました。
 
 ホテルは、ベネチアン・マカオ。マカオ半島のフェリーターミナルからホテルまで、ホテルの無料シャトルに乗りました。タクシー代はかなり安いのですが、それでも無料シャトルのサービスはありがたい。
 写真は、マカオ半島とタイパ島をつなぐ橋とベネチアン・マカオの外観。ホテル周辺は、リゾートホテルの建設ラッシュでした。
 ベネチアン・マカオの売りは、敷地の広さと全室スイートの客室。ホテルの敷地内に、カジノ、ショッピングモール、劇場、レストランなど、本当に盛りだくさんです。
 ベッドルームとリビングルームのある70uのベラスイート。ドバイのダル・アル・マシャフも広いと思ったけれど、このホテルはさらに広いです。ベッドルームには、クイーンサイズのベッドが2台、TV、クローゼット。一段下がったところにあるリビングには、ソファセットとライティングテーブル、コーヒーテーブル、バーカウンター、TVなど、そのまま暮らせそう。洗面所は、シャワーブースとバスタブが独立していて、ダブルシンクの洗面台と、ドレッサーもありました。(ここまでゴージャスでも、シャワートイレじゃないのが、清潔志向の日本人的には残念。)
 外観、ロビー、ショッピングモールは、ラスベガスのベネチアンそっくり。ベネチアをイメージした内装で、ゴンドラを浮かべた運河もあります。

 ランチは、タイパ島の六綿酒家で飲茶三昧。写真付きのメニューがあったので、見ながらオーダーしました。頼みすぎた分は、やはり翌日の朝食用にテイクアウト。
 マカオのシンボル、聖ポール天主堂跡。もとは教会だったのですが、火災で前面のファサードだけ燃え残ったそうです。 教会だとありきたりですが、壁だけ残っているのが、逆にインパクト強いです。
 ここから、マカオの世界遺産巡り世界遺産巡りを始めました。マカオには30の世界遺産があるのですが、徒歩で半分くらい回れました。
 聖ポール天主堂跡のすぐ裏手にある旧城壁。歴史的価値は高いのかもしれませんが、なんてことのない小汚い塀に見えます。
 旧城壁の横にあるナーチャ廟。これも、どこが世界遺産か微妙な、小さな祠です。
 モンテの砦にある砲台。暑い中、小高い丘の上まで登るのは大変でしたが、登ってから隣の博物館にエスカレーターがあることに気づきました。 入館しなくてもエスカレーターは使えると知って、とりあえず下りは使ったけれど、最初から分かっていれば苦労はなかったのに・・・。 大砲が狙っているのは、マカオ半島のランドマーク、ホテル・グランド・リスボアです。
 聖ポール天主堂跡前の階段を下りたところにある、イエズス会記念広場。フォトスポットとしてベストポイントですが、この広場も世界遺産なんだそうです。
 中国の大商人の屋敷、盧家屋敷。
 道路わきの壁に描かれていたタイル画。ポルトガル風のタイルなのですが、絵が中華柄。
 大堂(カテドラル)と大堂広場。
 聖ドミニコ教会。教会の内部は、淡いパステルカラーのかわいらしい内装でした。
 仁慈堂。
 マカオの中心地、セナド広場。左の写真が仁慈堂、右の写真がリアル・セナド。 広場そのものも世界遺産ですが、周りを取り囲む建物も世界遺産。
 リアル・セナド(民政総署)。今も行政機関として使用されているそうです。内部のタイル画がきれい。

 あまりの暑さに、世界遺産巡りはここで挫折。有名なカフェ・エ・ナタのエッグタルトを買ってから、ホテルに戻りました。 他のタルトと食べ比べしていないのですが、カフェ・エ・ナタのタルトは評判だけあって美味でした。お店は小さくてきれいとは言い難かったですが。
 部屋でひと休みした後、ベネチアンのショッピングモールをうろうろ。とにかく広くて、どこにいるのか分からなくなる程でした。
 夜、もう一度セナド広場に出なおしました。福隆新街界隈でふかひれ雑炊をいただいた後、ぶらぶらと散策。 ライトアップされた史跡もきれいでした。右の六角形の建物は、図書館です。
 この日の世界遺産めぐりは、13件でした。