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月組 花の宝塚風土記 シニョール・ドン・ファン 2003年7月28日 於・東京宝塚劇場 |
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BGM*ジョゼッペのテーマ
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2度目のドンファン。この日は、大浦みずき&真琴つばさの2人と、松平健が見に来ていました。まみちゃんって、折れそうなくらい細い。 まみちゃんが見ているということで、アドリブ三昧でした。 ショーのほうで、りかちゃんが去り際に「緊張するぜ」と言っていたので、それで誰かいるな、と思ったわけですが。 芝居では、エステのシーンで、「真琴つばささんも、女に磨きをかけませんか?」。 やけ食いするパトリシアに、ゆらさんが「大丈夫、真琴つばさよりかわいいから」と言いながら追いかけていく、と言った感じ。 りかちゃんのレオ、相変わらずキザで格好いい。その最高に格好いいレオが、心の傷に触れられたときに見せる悲哀が、また何とも言えない。 デザイナーズブランドのお衣装の中でも、中盤に着ていた服−カーゴパンツにピンクのブルゾンの重ね着ファッションが、りかちゃんらしくて好きだった。 とにかく、りかちゃんの格好よさにメロメロ〜 ゆうひくんのスティーブは、愛する人を影ながら思い続けるという、宝塚にはよくあるタイプ。 でも、「お前は光、俺は影(アンドレ@ベルばら)」とか、「あなたにとって、最も望ましい場所に私はいましょう(アントニオ@追憶のバルセロナ)」のような受身ではなくて、 かなり強気。ゆうひくん自身の持ち味が濃いからなのだろうけど、キザで強気な待ちキャラって、はじめて見るパターン。なかなか格好よくて、はまりました。 ジョゼッペ、北翔くん。きりやんだったらどんな感じだっただろう、とつい思ってしまうけれど、やっぱりかわいい。 まわり中キザな人だらけなので、北翔くんを見ているとほっとする。ジョゼッペ本人は、かなりレオに振り回されていて大変らしいけれど、見ているほうはほのぼの〜。 パレードで歌っていたジョゼッペのテーマ、「ジョゼッペ・ペルゴーニ♪」ってフルネームを歌にするのが、結構ツボかも。 幸ちゃんのロドルフォ、改めて見ても渋い。 すごくキザっぽいのだけれど、もともと幸ちゃんが堅実なイメージなので、嫌味なキザ野郎には見えなくて、黙って陰からレオを見守っている感じがして。 何考えているか分からない感じが、ドンファンブランドの実力者らしい。じわじわといい味だしてる。 セルジオ、彩輝。「こう見えて、昔は遊び人だったんだ」って、そう見えるよ。むしろ、見かけによらず誠実そうなキャラだと思ったけど。 さえちゃん、もともとが艶っぽいキャラだから、白い役なのだけれど、何も裏のない純真な青年で終わらない。 落ち込むジルを慰める台詞、裏も表もない人間なんていないとか、明日どうなるかわからないとか、いい台詞。 男役さんたちが、皆魅力的なので、男役好きの私にはたまりません。娘役のほうが、ちょっとものたりないくらい。 ローサ、ピークは過ぎたとはいえ、もともとトップ女優だったのだから、もうちょっと華がほしい。 本人の持ち味だから、どうしようもないだろうけど。唯一りかちゃんとのラブシーンのある娘役さんなのだから、もう少し色っぽいとよかったんだけどなあ。 あとは、ビデオできりやんのジョゼッペを見たい。 |