100周年記念のタカラヅカスペシャル。
久しぶりの弾丸日帰り旅行をしてきました。
タカラヅカスペシャルは映像では見たことがあるけれど、実際に見るのは初めてです。
100周年に合わせて、宝塚で上演された曲を100曲歌いつないでいくという構成。 さすがに前半の曲はなじみの薄いものばかりでしたが、それでもスター級の生徒さんが次々に現れるというだけでテンションが上がります。 通常公演だと下級生のほとんど知らない生徒さんがいるはずの位置に、柚香光くんや月城かなとくんなんていう、新公主役クラスの若手スターさんがいるし。 本当に右を向いても左を向いてもスターばかりで、まさにお祭り! 銀橋を全員が通り過ぎていくときは、動体視力が追いつかない状態でした。 パロディコーナー第1弾は星組の「眠らない男」改め「眠らせてもらえない男」。 客席係の派手なお姉さまのアナウンスから始まりました。 客席係のユニフォームを着ているけれど、ヘアスタイルがそのままなので異常に目立つモンテスパン夫人(壱城)。 スカーレット(礼)、ベル・ワットリング(天寿)との掛け合いコントが可笑しい。 ナポレオン(柚希)は、今日も小池先生の深夜のダメ出しメールに眠らせてもらえない。 明日までに真実の愛を探せという指示。 真実の愛・・・? カーティスな真風とか、ノバボサの大きなお姉さま・・・175センチ超の本気で大きなお姉さま3人、 それに娘役も混ざってあ〜だこ〜だやってるところに、小池先生なみっきーが通り過ぎていきます。 最後はジョセフィーヌ(夢咲)が現れておしまい。 宙組は、レット・バトラーのモンテクリスト伯。 プリシーの海くんが最初誰!?って思うくらいぶっ飛んでた。 あっきー、愛、りくの御婦人方はなかなか素敵だったけれど、ベル・ワットリングのような典獄のきたくんはすごい迫力だった。 何とも言えない色気はあるし、難なくレット(凰稀)の頭をクルミのように割れそうだったし。 りゅうとしたサッシュが長すぎるアシュレのせーこは、元男役だからまあ普通に違和感ないとして、もう1人のアシュレのうららちゃん。 あまりの素敵青年ぶりに、この人やっぱり男役でいけると思ってしまいました。 裏レットのまなと、メルセデスのみりおんも出てきて、ドタバタして終了。 雪組は坂本龍馬。 「JIN」の龍馬(早霧)って、ちょっと話題古すぎない? 土方歳三(望海)って何かに出てきてたっけ? 「伯爵令嬢」のフランソワ(夢乃)やお爺さま(鳳翔)は分かるけど、「パルムの僧院」は見てないっていうのもあって、全く分からない。 最後は玉勇(咲妃)が出てきて、まだ上演してない「星影の人」ネタで〆。 って感じで、ちょっと乗り切れなかった雪組パロディでした。 花組は、エリザベートな上杉謙信。 政宗様の六爪を持った忍(鳳)と佐助の大手裏剣を持った忍(柚香)が謙信(明日海)と戦う。 あ〜、みーちゃんの刀だよ〜。「BASARA」ネタは古傷が痛みます。 佐助ポーズのバランスが取れずにフラフラしている柚香れーちゃんが可愛い。 謙信が私の帽子がないと何度も言っていたのは、上演前の「アーネスト・イン・ラブ」のグエンドレンの帽子のナンバー。 あれは頭巾なのでは?という突っ込みは置いておいて、虞美人風に帽子を回す娘さんたち。 あきら君が謙信の帽子?頭巾を持って現れて、なんだかんだでおしまい。 後半の歌メドレーは、段々聞き知ったものになってきました。 「エルアルコン」をともみんが歌ったときには、次で退団かと思うと哀しくなってしまいました。 あんなに格好いいのにもったいない。 最後まで華やかな舞台に圧倒されて終わりました。 この華やかさは映像ではぜんぜん伝わらないんだって分かりました。無理して見に行って良かった〜。 |