絵麻緒ゆう退団後初の舞台!
お披露目退団なんていうやめ方をしてしまったので、割り切れない気持ちいっぱいのまま、ついに見てきました。
ダンスで綴るミュージカルとショウの2本立て。皆、すごくダンスが上手かった。
ブンちゃんの役は、男装して歌う女性シンガー。でも、そのかつらは・・・。別に無理にロン毛にしなくても、今のブンちゃんの髪でかまわないんじゃないでしょうか? そして、3人の女性の恋愛模様をひたすら見守り続ける。 つなぎに歌って、ちょっと出てきて、すぐ引っ込む。なんか中途半端〜。もっと群集にまぎれて、同じ舞台に立っている感じがあった方がよかった。 しかも彼女の持ち歌が、SMILEだったりして。 でも、男装して無理して頑張っている彼女が、自然に女性として生きようと決心する様子が、まさに今のブンちゃんの立場そのものに見えて、最後白いドレスで現われた時には、感動。 ブンちゃんはほとんど踊らなかったのですが、他のメンバーのダンスはすごかった。 男性陣もさすがの迫力だったけれど、蘭香レア!雪組生はあまり意識していなかったので、彼女の存在に気付いたのは、猛き黄金の国の沖田総司の時。 なので、今回とてもダンスが上手くて驚きました。しかも可愛い。新妻役が本当に可愛くて、ダンナさんとよりを戻したときは、よかったね〜と素直に思えた。 朝宮真由の役は、地味な画家。真由ちゃんがマジメだからなのか、そういう役だからか分からないけれど、最初見たときは、ぱっとしない子だな〜と思った。 でも、その夢見る夢子ちゃんな彼女が、ついに1人の男性とめぐり合ったときは、レアちゃんとはまた違う可愛らしさがあった。 このシーンで、ちょっとうるっと来てしまった。真由ちゃん見て可愛いと思うなんてね〜、宝塚時代には考えられないけど。 真由ちゃんの前に次々現われる男性たちも、個性的だった。台詞なんて一つもないのに、しっかりストーリーが分かるというのは、すごい。 そして、3つ目のラブストーリーの主役は、音羽涼改め、中村音子。 これがハードな役だった。ドラッグ中毒になって、どこまでも堕ちていくモデル。退廃的で刺激的。オトコちゃん、すごい。 その彼女を、それでも待ち続ける恋人と、ドラッグの誘惑に打ち勝って、恋人のもとに帰る彼女。ここもうるうる〜 ショーのほうは、ブンちゃんもかつらを取って、自然でよかった。途中男性だけのシーンが続いたときは、意識が飛びそうだったけれど。 みんな楽しそうで、やっぱり笑っているブンちゃんが一番だ!次は、しっかり芝居も見たい。 |