雪組
ボー・ブランメル
prayer


2026年1月18日
於・東京宝塚劇場



ロココの幻影、幼少期のブランメルと父親の想い出から話が始まる。 冬霞の巴里を思わせるアンニュイな雰囲気は好きなのだけど、抽象的すぎて物語としては分かりにくかった。

ボー・ブランメル、朝美絢。 イギリス風ブラックユーモアなのかもしれないけど、相手を散々こけにするのはちょっと嫌だった。 ファッションリーダーなのは分かるけど、さすがにファッションと恋愛だけなのは薄っぺらい気がする。

ハリエット、夢白あや。 せっかく手に入れたスター女優の地位と皇太子の愛人の立場を危うくするほど、かつての恋人に心動かすかな? そういう純愛物語ならいいけど、もうちょっと大人の話のほうがよかった。

皇太子、瀬央ゆりあ。 お約束通りに頭が弱そうで、政略結婚の妻とも不仲、国庫を顧みることもなく散財している。 十分にダンディなのに、面白みのないもったいない役。

縣たち貴族が面白がってブランメルとつるんでいたけれど、面倒ごとが起きたらさっさと見限るのは面白い。 最初から全く仲間とは思ってなかったってことね。

華世京の議員はもうちょっと話に絡んで欲しかった。

ワイルドホーンの楽曲は美しいし、ビジュアル的にも綺麗なのだけど、全体に薄っぺらくて今三つだな〜という印象でした。

ショーは華やかで楽しめた。 アフリカンは格好良かったし、日本の祭りは祈りと同義なんだなって思った。 韓国の場面がちょっと長かったので、もっといろんな国を取り上げて欲しかった。