雪組
DayDraem Dali


2026年5月8日
於・ブリリアホール



人生の最期を迎えようとしているダリの前に突然大きな卵が出現し、そこから現れた謎の男がダリランドを救ってほしいと訴えた。 空想空間ダリランドは、クイーンガラに時間を奪われたことにより、破滅の危機に瀕していると言う。 亡くなった愛妻ガラにまた会えるならと、ダリは謎の男に連れられてダリランドに向かった。

ダリ、瀬央ゆりあ。 期待を裏切らない格好良さなのだけど、ガラに対してはヘタレだったり、お前は誰だ?お前はダリだのベタな掛け合いも、格好いいだけじゃない面白さもたっぷり堪能できました。
ダリの生涯はちゃんと描いてくれてるし、ファンタジー世界のダンスナンバーは華やかで楽しい。 そして、ダリの生きたい描きたい気持ちとガラの愛の2大テーマがしっかり伝わってくる。

ガラ、輝月ゆうま。 配役発表があったときはイロモノかと思ったけれど、間違いなくこの作品のヒロインでした。 ヴィランとしての迫力は間違いないけれど、ダリを心底愛してる気持ちが痛いくらい伝わってくる。 ダリと抱き合うシーンでは、決して小柄ではないセオを上から抱きしめるまゆぽんが、身も心も大きくていい。 このガラあっての、この作品だったと思う。

ナルシス、華世京。 見るからに怪しい白塗りで、動きがうるさい。 ダリランドでクイーンガラに立ち向かう正義担当かと思ったら、そうじゃなかった。 ガラが悪役を引き受けてでもダリを守りたいと思ったのに対して、ダリ個人より芸術家としてのダリ像を守りたい。 でも、そういう細かい設定をふっとばすくらい、自由に動き回ってて楽しそうだった。 ますます楽しみな生徒さんです。

ヤングガラ&アマンダ、星沢ありさ。 はきはきして華やかな女性。 ダリは、若い頃のガラとそっくりな女性を晩年の愛人に選んだわけですね。 こっちがヒロインなのかと思ったけど、やっぱりヒロインはまゆぽんでした。

クイーンガラの側近の2人。2人揃ってビジュアル担当で、特に女性の方がイケてると思ったら男役さんでした。

一度行きたいと思ってたフィゲラス、今回の作品が決まったこともあって、先日の旅行で行ってきました。 私の知識の半分はミュージカルで得ていると思うけど、今回見てダリの生い立ちも知れました。 チケットは1回しか取れなかったので、映像化したら見返したい。 本当に見れて良かったです。