愛の不時着
2024年12月6日
於・Brilliaホール
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韓国の財閥令嬢ユン・セリはパラグライダー中に乱気流に巻き込まれ、北朝鮮の非武装地帯に不時着する。
警備にあたっていた北朝鮮の青年将校リ・ジョンソクは、成り行きで彼女を自宅にかくまうことになる。
共に暮らすうちにお互いに好意を寄せるようになるが、ジョンソクはセリを南に帰す。
ジョンソクと敵対するチョ・チョルガンは、ジョンソクを陥れるためにセリを狙って南に潜入する。
それを知ったジョンソクは、セリを守るために秘密裏に脱北。
ジョンソクの脱北を知った父親は、ジョンソクを連れ戻すために部下を南に派遣する。
リ・ジョンソク、朝美絢。 真面目ゆえの面白さ、受けを狙いに行かないから面白い。 あーさはこういうコメディも似合う。 ユン・セリ、夢白あや。 北朝鮮にいるときは野暮ったい格好だったけど、帰国した後の超ミニスカ＆ハイヒールは眼福でした。 調子よく周りを振り回すキャラが憎めなくて可愛い。 冒頭に自死を望んで受け入れられなかった場面があったから、停電や迷子の時に突然パニックになるのは、過去に何かあったのかなと想像できる。 ク・スンジュン、瀬央ゆりあ。 いかにも胡散臭そうなのだけど、とりあえずめちゃくちゃ格好はいい。 ほとんどストーリーに絡まなくて、ジョンスクのフィアンセと良い仲になりそうだったのに無駄に死んで終わった。 もう少し見せ場が欲しかったなあ。 ソ・ダン、華純沙那。 ツンケンしてるだけであまりに可愛げない。 最後の方でようやくやわらかい表情になったけど、最初からもうちょっとやわらかい部分があってもいいのに。 チョ・チョルガン、諏訪さき。 敵役だし、もっと色悪的に格好よければいいのだけど、この人の演技はどうにも好きじゃない。 セオがこの役やってくれたらよかったのにな。 でもスワサキに色男の詐欺師は無理か・・・ 韓国の名前になじみがなさすぎて、全然覚えられなかった。 韓国のドラマ原作ということだけど、見たことがないので舞台を見た印象。 1幕はベタだけど宝塚にもよくある感じの展開だなと思って楽しく見ていたら、2幕でいきなり銃撃戦になったり人が死んだり、ちょっとやりすぎでは？ セリが助かったのはいいけど、普通あんなに銃撃戦ないよね？ セオが死ぬ必要性なんてもっとないし。 再会してハッピーエンドみたいな終わり方してたけど、結局また引き裂かれるだけだよね？ だったら想い出を胸にって「ロシアンブルー」みたいな方が私は好きだけど。 こういうのが韓国風なのかな？ ２幕の展開がちょっとソウジャナイ感があったけど、まあ主演コンビが良かったからいいです。 |