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星組 1914/愛 タカラヅカ絢爛 2004年6月5日 於・東京宝塚劇場 |
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BGM*カリビアンナイト
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相変わらず華やかなオープニング。今回、わたるくんはきじの羽を背負っていることが多かったようですが、よく似合う。どんな大きな羽にも負けないですからね〜。 ストーリーは、だいたいこの前と同じ印象。楽前日なので、アドリブとかもっと出るかと思ったけれど、それはありませんでした。 ユトリロを気遣うモディリアーニの優しさ。それでもアルコールをやめられないユトリロが哀しい。同期愛ですね。2人がアリスティドのもとを離れていくシーンにじ〜ん。その後、アポリネールがアリスティドのもとを去っていくシーンにもじ〜ん。心の奥では涙を流していても、表面では冗談に変えてしまうアリスティドが、変ななぐさめを言うよりも、優しい。わたるくんの温かさなんだろうな。 そして、相変わらず直球ストレート、全力投球のわたるくん。男らしいよなあ。「夢がかなった喜びに・・・エッフェル塔から落ちそうになった人を♪」なんていう歌も、ちょっと考えたら間抜けな歌詞なのだけれど、わたるくんが歌うと許せてしまう。わたるくんの男らしさに、最後、ついて行きたい〜と思った。 アリスティドの百面相も、エマさんも絶好調でした。前回よりパワーアップしていました。「はじめて父上を尊敬しました」というアリスティドの感覚がまた面白い。この伯爵家、奥様の歌声は置いておいて、楽しいでしょうね。 ショーでは、客席もノリノリで手拍子していました。今回2階席だったのだけれど、ラストわたるくんが「2階のみなさ〜ん」と声をかけてくれたので、「は〜い!のってますよ〜!」声に出さない返事をしてました。2階だと、どうしても客席降りの時に置いてけぼり食った感じがするし、舞台セットの上のほうが見えなかったりするので、ちょっと声かけてもらえるだけで嬉しい。 |