映画会社の危機を救うため、トーキーでミュージカル映画を撮影することにしたテオ。
映画は大ヒット、新人女優のジルとも想いを寄せ合うようになる。
しかし、ナチスの台頭で自由な映画製作ができなくなり、ジルはゲッペルスに目をつけられる。
何かものすごくデジャヴ感のあるストーリー。 いろんな「見たことある」って言うのを寄せ集めてきた感じで、ついいろいろ思い出しながら見てしまうので、集中できませんでした。 トーキー映画でミュージカルを作ろうとする監督。 新人女優を発掘したり、ヒロインと星空を見上げたり、それって「雨に唄えば」では? 映画を作るっていうコンセプトなのに、肝心の映画を作り上げるシーンが全然ないし、気が付いたらヒット作が生まれてる。 もういっそ「雨に唄えば」そのままで良かったんじゃないの? ベニはドン似合いそうだし、まこっちゃんのコズモも良さそう。 みのりちゃんはリナポジの役だったけど、むしろ海ちゃんとかで美形なリナも見てみたい。 ジョセフィン・ベイカーは、そのまんま「ヴィンターガルテン」。 あの話は本当に感動したよなあ〜。 ちぐさんもいい味出してたよなあ。 あの時のジョセフンも素晴らしかったけど、夏樹れい君のジョセフィンもいい女。 でもショーの時にオラオラしてたから、本人的にはやっぱり男役やりたかったんだろうな。 ナチスの将校が主人公の想い人であるヒロインに懸想して、あろうことかそれがユダヤ人でって、それ「Je Chate」だよね? カチャ出てたよね? 恋人の方だったよね? あれ、みーちゃんがめちゃくちゃ格好良くて、ホント惚れたもの。 カチャにあれだけの色香が出るわけもなく、もうみーちゃんカムバック! ナチの群舞、ぽこちゃん役替わりでメインだったりして、これは格好良かった。 まあナチを舞台に乗せるなんて、お気楽平和な日本じゃなきゃ許されないでしょうけどね。 格好いいもんは格好いい。 スタジオで撮影してるシーンやレヴューシーンは、「Hollywood Lover」だか「華やかなりし日々」だか。 ラストの電車で去って行くのは、「琥珀色の雨にぬれて」。 あれこれデジャブ感満載でした。 みのりちゃんのレーニは割と分かりやすくてよかったけど、あとは普通っぽすぎていまいち印象に残ってない。 ショー。 何かね・・・ガチで踊れるのがまこっちゃんだけになってしまって。 もうちょっとハッタリきく組だったと思うんだけどなあ。 イロモノ系になってしまった。 しーらんが辛そうなのが、見ててちょっと悲しい。 宝塚が男役が大好きだったんだよね。 私もしーらん好きでした。 |