酔っぱらったファルケ博士が、友人のアイゼンシュタイン公爵に公園の大理石像に縛りつけられ、衆目にさらされて恥をかいたと復讐を企てる。
オルロフスキー公爵家のパーティで繰り広げられる、ドタバタ喜劇。
有名なオペレッタということですが、私は初めて見ました。 正直、ぜんぜん面白いと思わなかった。 大したストーリーもなく、歌の内容もさほど大事なことを言ってないので、だらだら歌ってるだけという印象を受けました。 本物のオペレッタは歌を聞かせるものだからいいとして、宝塚には合わないと思いました。 ファルケ博士、北翔海莉。 泥酔した自分が悪いのに、何が愉快な復讐? お茶目で憎めないキャラの人がやったらもうちょっと違って感じるのかもしれないけど、こちらこそ「おなかいっぱい」です。 アイゼンシュタイン公爵、紅ゆずる。 お笑い担当。 ベニが目いっぱいお笑い担当してくれたから、ドタバタ喜劇でもなんとか見ていられました。 でも、内容はないです。 執事アルフレード、礼真琴。 歌も芝居も上手で、まこっちゃんのおかげで作品が崩壊せずに済んだ気がします。 オルロフスキー公爵、星条海斗。 いまいちよく分からないキャラでした。 アデーレ、妃海風。 ヒロインなのだけど、ヒロインらしくない。 ファルケ博士とのラブシーンもむりやり作った感じだし。 研究室の理系男子4人が格好良かったくらいで、あとは本当に見どころのない面白くない作品でした。 ショー「THE ENTERTAINER!」は若干デジャヴ感があったけれど、楽しめました。 プロローグ華やか〜 ブロードウェイのオーディション会場。 それって「Streak of Light」で見た。 振付家のかいちゃんは綺麗なんだけど、よっち先生の破壊的な面白さと比べたら平凡だし、何より蘭とむやみーちゃんといったダンサーがいないし、真ん中がKYすぎるし。 マギーの脚線美は堪能できましたが。 まこっちゃん率いるバーレスクな男役は格好良かったです。 今まで可愛い感じだったのに、ぐっと男役っぽくなった感じがします。 ベニーのおねえキャラ、これは麻子ちゃんのクレアトール@「レビュー誕生」っぽい。 それでも面白いからいいのだけど。 まおのマイケル・ジャクソンが、雪組のプレスリーのようなお笑いにならずに普通に格好良かった。 ここでも、北翔の受け狙いのネタにうんざり。 ぜんぜん楽しくないです。 マギーのぴちょんくん@「クリスタルタカラヅカ」再び。 まこっちゃん率いるキラキラ衣装の男役ナンバーが格好いい。 ぐっと格好良くなったセオが上手花道に現れて、お〜っと思ってるうちに、気がついたらまおぽこが本舞台で踊ってる。 まこっちゃんも現れて、このナンバーだけでも満足です。 黒燕尾での総踊りや黒タキの群舞、星組のパワーはさすがです。 真ん中だけが、やっぱり馴染んでない感じでしたけど。 礼音くん率いるOG御一行様が2階席に来ていて、ショーで十輝が出てきたときに拍手で盛り上げてました。 えみくらが顔小さくて華奢で可愛かった。 |