2度目の「ノバボサノバ」は、オーロ・紅ゆずる、マール・夢乃聖夏、メール・真風涼帆の役替わり。
ベニのオーロは、キザですかしてるんだけど、どこか抜け感のある色男でした。エストレーラに対してのスケコマシっぷりがすごい。 ともみんのオーロは濃すぎて微妙だったので、こういういい男のオーロがいいな。 ただ、ブリーザが死んでしまった時は、愛する人が死んでしまった悲しさというより、「やべっ!やっちまった」的な感じに見えてしまいました。 軽い感じが格好いいオーロなのだけど、私にはブリーザとは遊びでしかなかったように思えました。 ともみんのマールは、まさに適役。 若くて熱くて、ブリーザを本気で愛していて、土と太陽の香りがする。 真風くんも好青年ではあったけれど、特別南米っぽさは感じなかったので、ともみんの熱い感じがマールにぴったり。 ブリーザが死んだときの嘆きっぷりも、本当に好きだったんだな〜って思えて、紅オーロが遊びっぽく見えるだけに、かわいそうでならない。 釈放された後のダンスは、生きる力みたいなものを感じました。 メール夫人の真風くん。 ベニがやりたい放題だったのに比べると、上品な奥様でした。 ルーア神父のすずみん。清純な青年かと思いきや、よく見ると案外確信犯。 シスターマーマにいろいろ質問しているけど、実は状況が分かった上で聞いている感じがするし、最後ネックレスを持ったボールソの足をひっかけて転ばせてるし。 ビーナスは、今回改めてよく見たら、超ハイレグビキニなのにタイツすらはいていない。 すごいな〜。礼真琴くん、ダンスも格好いいけど、すばらしいバディ。 鶴美くんのバトントワリングもさすが。 あっちもこっちも見たくて、2回くらいじゃ見きれませんでした。 芝居は役替わりがないので、落ち着いて見られました。 ノバボサのくずのシーンもそうだったけれど、礼音くんって全然アドリブできない・・・ アドリブで芝居しているのかと思っていたら、前回とほぼ一緒の台詞で、それで面白くないわけではないのだけれど、礼音くんはまじめなんだな〜。 全力投球で熱すぎるくらいの礼音くんと、どこまでが素でどこからが演技なんだか分からない、よく言えば自然体、悪く言うとヘタレなベニのコンビはぴったりです。 ともみんのリュシドール、王立騎士団副筆頭騎士だなんて、きっと腕も立つし、あの若さで超エリートだろうに。 柚美お姉さまに翻弄されて、おろおろしているのが可愛いことこの上ない。 想像通りのリアクションを本気でするので、お姉さまとしてはからかってみたくなるでしょうね。 というか、柚美さんがうらやましい。 みやるりちゃんは、弟とか弟分の役が続くので、そろそろ違う感じの役も見たいかな。 弟キャラは似合うけど、芝居が上手いからもっと大人の役も格好いいんじゃないかと思うんだけど。 今の星組は、皆が一致団結して若いパワーがみなぎってる感じで、本当に見ていて幸せになれます。 芸達者な上級生がびしっと締めてくれるのもいい。 今回は特に、1粒で2度おいしい作品でした。 |