柚希礼音スペシャルライブ。盛りだくさんで見ごたえ充分のコンサートでした。
オープニングは、礼音くんの「夜空に眠るまで」。 ビデオのイメージそのままの、モノトーンでスタイリッシュなダンス。 もう本当に格好よくて、これだけで見に来て良かったと思いました。 最初は男役さんの総踊り、そのあと超ミニのセクシーな娘役も加わって、大人なナンバーで幕開けから釘付けです。 スターメドレーは「Jubilation」みたいな正統派かと思いきや、思いっきりアイドル路線。 チェッカーズやら光Genjiやら、微妙に古くてTVの懐メロでしか知らないぞという曲があったと思ったら、ぶりっ子ラムちゃんがあったり。 アイドルのコンサートを見てるみたいで、楽しかったです。 客席下りがあるのだけれど、盛り上がれば盛り上がるほど、2階席はおいてけぼり気分で残念です。 一転して、れみちゃん率いるバーレスクのセクシーなダンス。 「Dancin' Crazy 2」のCHICAGOにも引けを取らない、アダルトな世界が広がります。 鶴美さん、男役やっていると分からなかったけれど、あの脚線美とダンスの技術はすばらしいです。 礼音くんとのリフトも、アイスダンスばりのハードなものですごかった。 手拍子で盛り上がっている人も多かったのですが、私は息もできないほど見入ってしまって、手拍子どころではありませんでした。 礼音くんが作詞したという、ちえちゃんの生い立ち。 礼音君が歌い続ける後ろで、ちえファミリーのコントが繰り広げられます。 お父さん紅、お母さん真風、お兄ちゃんレンタ、そしてちえちゃんはしーらん。 昭和初期のようなちゃぶ台のあるお茶の間で、お転婆ちえちゃんのどたばた劇。 後ろを見てるとつい笑ってしまうのだけれど、両親への感謝に満ち溢れた歌詞に涙さそわれて、まさに泣き笑い状態でした。 大事にいつくしんで育てられたんだなって分かります。 韓流は興味ないので、ねねちゃんのKARAはふ〜んという感じ。 ボイスパーカッションは、すごく練習したんだろうなというすばらしい出来栄えでした。 が、ベニはいらなかった。 おちゃらけすぎて、場面壊してる。 1幕ラストは「ロミオとジュリエット」。 「世界の王」は客席スタンディングで、やっぱり盛り上がります。 これは大阪に見に行って、本当に良かったと思った作品なので、またナマで見られるのはすごく嬉しいです。 そして「僕は怖い」。 死は真風くんの当たり役だったから。 そして愛の礼真琴ちゃんも出てきて、ロミジュリの世界再びです。 最後は礼音君のダンスが堪能できる「ロミオの嘆き」。 ヒールのないジャズシューズなので、礼音くんの綺麗な足先まで堪能できて、とても幸せでした。 2幕の幕開けは、紅子お姉さまの会場整理から始まりました。 客席で延々と一人コントを繰り広げるのが、いかにも大阪人って感じで確かに面白い。 その後礼音くん扮するファンの女の子も出てきて、2人の掛け合い漫才が始まります。 若干ファンクラブの人達との内輪うけっぽかったり、2階席は置いて行かれてる感があって、もうちょっと短くてもよかった。 宝塚のレビューシーンでは、真風くんが堂々のセンターを歌いあげていて、すごい出世です。 出待ちのファンに扮する面々。 しーらん、何気にすごく可愛い。 れんたは・・・ビン底眼鏡のおさげって、紅5の女装じゃん。 まりやちゃん、ジュリエット(@「エルアルコン」)みたいで可愛かった。 ねねちゃんの男役は、かなり似合ってなくて変でした。 背は高いのに、やっぱり男役さんって独特なんだ。 最後礼音君とねねちゃんが入れ替わってデュエットダンスを踊るとかって言ってたけど、その設定は意味不明です。 自分と踊ったって楽しくも何ともないでしょ。 野獣のナンバーがあったり、大人っぽいクラブのナンバーがあったりした後は、過去の作品シリーズ。 2人の出会い「ブエノスアイレスの風」の礼音&ねねのタンゴデュエットが懐かしい。 礼音くんの人気に火がついたに違いない、「スカーレット・ピンパーネル」のショーヴランは、やっぱり格好いい。 「Oceans 11」のジャックポットは、男役勢揃いで迫力満点。 そして「ロミジュリ」の「エメ」で、またも礼音くんのソロダンスが堪能できます。 本当に盛りだくさんで、星組ってダンサーが多いんだってことを痛感しました。 鶴美さんのバトン芸も見られたし、礼音くんのダンスもこれでもかってくらい見られたし、本当に大満足でした。 |