星組
再会
ソウル・オブ・シバ


2009年10月11日
於・神奈川県民ホール



   モナコのホテルの御曹司ジェラールは、小説家になることを夢見てニューヨークで暮らしているが、いっこうに売れないどころか、 父親に家を継がないならば仕送りを中止すると言われる。 さらに条件として、ある女性を誘惑したのち捨てることと、その顛末を小説にすることを言い添えられる。 誘惑相手のサンドリーヌは、およそ恋愛とは無関係そうなお堅い司書。 偽りの恋をしかけるうちに、ジェラールはサンドリーヌを本気で愛し始める。

 ジェラール、柚希礼音。 時代物とか上級生と対等の役とかが多かったので、こういう等身大の普通の青年役は珍しい気がする。肩肘張らない爽やかな礼音くんが新鮮でした。

 サンドリーヌ、夢咲ねね。 お堅い司書のインパクトは強烈だったけれど、可愛く変身した後のねねちゃんは、普通に可愛い。

 正直どうって言うことのないストーリーだけれど、轟&月影コンビの時よりは、軽いラブコメとしてさらっと見られました。

 ショー「ソウル・オブ・シバ」。
 シバのかなめちゃんが、それはそれは麗しい。ストーリーにはあまり絡まないのだけれど、ビジュアルで見せてくれました。
 靴磨きのシーンは、わたる&とうこコンビならではの楽しさがあったけれど、礼音くんとあかしくんも楽しめました。 「そのお金で、中華街で食べておいで」というようなことを言っていました。 この後の報われない恋で歌うシーンも格好いいし、プロデューサーはおいしい役です。

 ご当地紹介は、かなめちゃん他2名でした。