Dec.29,2002
CHRISTCHURCH


 10:00AM頃、クライストチャーチ空港に到着。欧米にはお正月はないので、年明けまでクリスマスシーズン。空港にも市内にも、クリスマスの飾り付けがしてあって、クリスマス好きの私としては嬉しい。
 空港で友人と合流して、市内に向かうシャトルバスの中から飛行場を見ると、フロドとサムが描かれた飛行機を発見。オフィシャル・エアラインとして選ばれたので、機体に映画のイメージをペイントするということは聞いていましたが、実際に見るとちょっと感動します。

 クライストチャーチでは、ロード・オブ・ザ・リングの撮影はされていないようなので、普通に観光をしました。時差はあまりないものの、長旅のあとなので、1日中頭がぼ〜っ・・・。

 ホテルに荷物を置いて、まずはクライストチャーチ大聖堂へ。グレーと白の石造りの、ゴシック建築。ヨーロッパの大聖堂に比べると、さほど大きくはないですが、こういう感じの建物が、市内に多く見られます。
 大聖堂の広場に腰掛けて、昼食には屋台で買ったフィッシュ・アンド・チップス。イギリスっぽいですね。日差しは強いのですが、風が強くて結構肌寒い。上着が必要でした。広場にいる鳥といえば鳩が相場ですが、クライストチャーチではカモメ。食べこぼしを狙って集まってくるカモメは、あまりいい感じがしません。
 この日はいなかったのですが、この広場にはウィザードが現われるらしい。黒いとんがり帽子に、グレーのひげをはやしたウィザード。サー・イアン・マッケランも会ったそうですね。

 エイヴォン川でパンティング。柳の木が水面まで垂れ下がり、緩やかに流れる川を小舟に乗ってのんびり進んでいくと、心地よいです。

 市街地を1周するトラム。そんなに大きい街ではないので、歩いて回れないこともないけれど、トラムに乗って1周すると、街の雰囲気が分かります。

 ボタニカル・ガーデンの中のバラ園。クライストチャーチはガーデンシティと呼ばれているそうですが、本当に緑が豊かで、きれいな街です。

 モナ・ヴェイルという邸宅内。一般の民家が川沿いに立っていて、住民が子供用のボートで川遊びをしていました。どこまでが私有地で、どこからが公か分からないけれど、なんにせよ広い!市街地からモナ・ヴェイルまで歩いたら、滅茶苦茶遠かったので、帰りはバスを利用しました。

 夕食は、エイヴォン川のほとりのバルセロナというレストランでとりました。ロケーションもいいのですが、なかなか美味でした。NZの食事はとにかく量が多い。メインディッシュに野菜もついてくるので、1品で充分。友人とシェアして食べました。
 日が長くて、夜の9時をまわっても、まだ昼のよう。長く観光できるのは嬉しいけれど、つい時間を忘れて夜ふかししてしまうのが難点です。