Dec.30,2002
CHRISTCHURCH 〜 MT COOK


 日本から予約しておいた現地ツアーで、クライストチャーチからマウントクックに向かいました。現地ツアーだと思っていたのに、日本人ばかり!この後、バスツアーは全て日本人貸切バスが用意されていました。

 バスの車窓から。ニュージーランドは、人口より羊の数の方が何倍も多いということで、どこに行っても羊が放牧されています。ちなみに、この日のディナーはラム肉をいただきました。仔羊見て、かわいい〜なんて言ってるくせにね。

 テカポ湖。サザンアルプスをバックにした、きれいなミルキーブルーの湖。きっと閑静な湖なのだろうけれど、観光バスが次々止まるので、妙に賑やかになってしまって残念。レンタカーでもして、本当に個人でまわれれば、観光客の来ないタイミングで景色を楽しめるのでしょうが。
 右の写真は、湖畔にある善き羊飼いの教会。あとは湖が広がっているだけなので、唯一の観光スポットという感じで、人が大勢集まっています。

 プカキ湖。これもミルキーブルーの美しい湖。氷河に含まれている鉱物が湖に溶けこんでいるので、こういうミルキーブルーになるのだと、ガイドさんが説明していました。

 ここでアクシデント発生。乗っていたバスがエンジントラブルで動かなくなった。観光バスはどんどん来るので、とりあえず次の場所まで乗せていってもらうことに。マウントクック直前のグレンタナー空港まで移動。ここでバスを下ろされて、代わりのバスを待つことになりました。でも、どういう状況か知らされないまま30分以上待ちぼうけ。もともと個人旅行なわけだし、ガイドさんに言って、その後は個人行動をとることにしました。

 グレンタナー空港で、ヘリの遊覧飛行。20分の空の旅を楽しみました。マウントクックはなかなか天候が安定せず、催行確率20%だとか。幸いにも、私が行った日は晴天の夏日でした。

 ヘリから見たマウントクック周辺の山々。まさにロード・オブ・ザ・リング!確かに揺れたりしますが、眺めもいいし、楽しい。撮影中、ヘリコプターに乗るくらいなら、歩いてロケ地に行く、なんて駄々こねたおぢさんがいたそうですが・・・しかもボロミアの扮装したまま!?剛健なゴンドール人が泣くよ。

 マウントクック周辺の山々は、夏でも頂上に雪が残っています。写真は、ヘリで氷河の上に着陸したところ。ちょっと指輪でも落としてみるか、という気になります。かなり標高の高いところで、さすがに寒かった。
 
 遊覧飛行の後は、空港からシャトルバスを出してもらって、マウントクック村へ。この日は、ホテル近くのカヴァナーズ・ブッシュ・トラックを散策。原生林の中を歩く、1時間ほどのコースです。

 夕食は、ハーミテージ・ホテル内のパノラマ・レストランで。名前の通り、マウントクックが眼前に広がる、眺めのいい高級レストラン。8時に予約しておいたら、食事が終わるくらいに、やっと夕景になってきました。さすがに味も雰囲気も一流でした。