Dec.31,2002
MT COOK 〜 QUEENSTOWN


 この日も朝からぬけるような青空。マウントクックの天候は安定しないなんて、何かの間違いなのではないかというくらい、2日続けて晴天。天気がいいのはなによりですが、暑い。ただ、日本の夏と違って湿度が低いので、日差しはとてもキツイのですが、じとじと嫌な汗をかくということはありません。

 ハーミテージ・ホテルの前からマウントクックをのぞむ。ホテルのラウンジからもレストランからも、この景色が見えます。

 帽子、サングラスに日焼け止め。この3点セットを装備して、ホテルの前からスタートする、フッカーヴァレー・トラックをトレッキングしました。たぶん一番ポピュラーなコースだと思います。最後まで歩くと4時間くらいかかるらしいのですが、私たちは、2時間くらい行ったところで、途中で折り返しました。
 山岳ガイドをつけてトレッキングしているグループも結構いました。だいたい10人くらいでひとグループになっているのですが、1列になって歩いている姿を遠くから見ると、指輪の仲間たちのように見えました。トレッキングは、まさにミドルアースの旅気分。(かなり快適ですけど)

 左>マウントクックを背景にルピナスの咲く草原。
 右>氷河の山々とフッカー川にかかる吊り橋。

 
 午後、マウントクックをバスで出発。クイーンズタウンに向かいました。
 翌日、どうしてもクイーンズタウンでSafari of the Ringsというツアーに参加したかったので、途中休憩のバスストップでテレカを購入、公衆電話で予約を入れました。日程に余裕があれば、現地のインフォメでも申し込めます。

 クイーンズタウンのワカティプ湖にそそぐ、カワラウ川。ここはアンドゥインの撮影に使われた川です。ごつごつした岩がそそり立っていて、確かにアルゴナスの門のあたりの雰囲気です。見るからに流れが速そうで、この川をあんな小舟に乗らなければならなかった俳優さんたちは、さぞ大変だったことでしょう。

 ホテルのテラスから見えるワカティプ湖リマーカブルズ。夕陽に赤く色づいています。夕陽といっても、時間は10:00PMくらい。
 リマーカブルズはスキー場らしいのですが、ロード・オブ・ザ・リングのロケにもいろいろ使われています。次の日のツアーで教えてもらったことですが、モリアの洞窟から出てきたシーンは、このリマーカブルズの向こう側で撮影されているとか。
 ホテルの部屋から、湖の見える中庭に出られるので、この日はテイクアウトした食材で、テラスにテーブルと椅子を持ち出して、ささやかなホーム(?)パーティ。気分はミドルアース、ミスティマウンテン(霧降山脈)を眺めながら。
 ニューイヤーズ・イヴだったので、12:00には湖畔で花火が打ち上げられました。それも中庭から見物。