Jan.1,2003
QUEENSTOWN


 2003年の最初を飾るのは、前日に予約しておいたSafari of the Rings。お迎えの4WDが、8:15くらいにホテルに来ました。ちゃんと通じてたのですね。 

 ツアー概要

所要 4時間、送迎つき
スタート 8:30 &13:30
コース グレノーキー(ロスロリアン、アイゼンガルド、アモンヘンなど)
  ワカティプ(アルウェンとナズグルの浅瀬、モルドールへの道、アンドゥインの王の像など)
価格 NZ$120.00

 私が選んだのは、当然グレノーキーのコース。アモンヘンは絶対見なくては。
 ツアー参加者は、私たち2人を含む5人。さすがにネイティブスピーカーばかりで、ガイド兼運転手のお兄さんの会話にはついていけない。とりあえず、ロケ地の説明だけは、一生懸命聞いてきました。

クイーンズタウンから、ワカティプ湖畔沿いにグレノーキーへ向かう途中。TTTで、ローハンの人々が避難するシーンに登場する山並は、ここクイーンズタウンのものだったのですね。

グレノーキーの町を越えた先。ロスロリアンやアモンヘンのシーンに出てきたのと、同じような森が広がります。ちょっと感慨。

 4WDなので、砂利道だろうが浅瀬だろうか、ガンガン進んでいきます。さらに進んで、アモンヘンのロケに使われた森。私有地なので、中には入れず。
 ガイドのお兄さんに、ボロミアのファンだと伝えたところ、ボロミアが殺されたところだよ、花を手向けなきゃね、と言われた。

アイゼンガルド、オルサンクの塔が立っていたところ。塔そのものは、ミニチュアを合成で画面にはめ込んだものらしいが、バックの山は確かにアイゼンガルド。

  ここでちょっとティーブレイク。ガイドのお兄さんが持ってきたコーヒーとクッキーでピクニック。映画ではアイゼンガルドでも、実際はのどかな草原です。
 お兄さん、エキストラとしてオークの扮装をしたそうです。闘ったりはしなかったそうですが、視野が狭くて、思うように歩けなかったとか話してくれました。

 グレノーキーを後にして、再びクイーンズタウンに戻る途中の、12マイル・デルタ。実際にキャンプが出来そうなところですが、映画でも、ファラミアがキャンプをはっていたり、象が暴れていたり。
 ここは、特にTTTでよく使われたロケ地なんですね。ガイドのお兄さんがいろいろシーンの説明をしてくれるものの、この時点ではまだ映画を見ていなくて、とても気になりました。

 12マイル・デルタの川の中。4WDツアーの醍醐味ということで、わざと浅瀬の中を水飛沫をあげて走ります。写真は結構深いところです。

seat of seeing(ボロミアから逃れたフロドがたどり着いたところ)の撮影をした、クローズバーン。私有地なので入ることはできず、遠景だけ。

 クイーンズタウン到着12:30。充実したツアーでした。現地インフォメには、このツアーの他にも、いくつかLOTRツアーが紹介されていました。

 午後は、ショットオーバー&カワラウをジェットボートで駆け抜ける、1時間のアクティビティに参加しました。カワラウ川は、アンドゥインの撮影に使われた川なので、是非ボートに乗ろうと思って。すごいスピードで疾走しては、スピンするので、水浸しになりました。
 

 この日、LOTR Location GuidebookとTTT Creaturesの2冊の本を購入。Location Guidebookの方は、撮影地の情報が写真つきで細かく紹介されていて、かなりお役立ちグッズ。Creaturesは、TTTまでの登場人物紹介の写真集です。
 
 夕方はお買い物をしたり、湖畔のカフェでのんびりしたり。ず〜っと慌しかったので、少しゆっくりできました。朝のツアーの参加者には、ホリデーがたった9日間しかないの?と驚かれたけれど、日本人的にはこれが限界。おのずと観光も、強行突破になってしまいますね。パックツアーなんて、これよりもっとハードスケジュールだし。