ガタカ

 

 

夏シーズン(これは少し前でしたが)の実写ものではイチ押しの作品です。自分の可能性を信じて、自からの手で道を開いていく主人公って、映画だからこんなうまく行くんだと思ってしまっても、好きですね。ラストは感動的でした。

低予算を逆手に取ったと思われる、60年代SF風の無機質な感じのイメージが作品に合ってます。

 

 

 


 

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ダウンタウン・シャドー

 

 

まだ見ていない人

宣伝にあるとおり、まさに香港版「ミッション・インポッシブル」。話の細部が整理できてない感じがしたけど、楽しませてくれます。

冒頭とクライマックスのドイツロケ(「ミッション・インポッシブル」意識したんだろうなあ)の必然性は無い感じはしたけど、大作っぽい雰囲気は出たと思います。

金城武もいい(やっぱ香港映画の方が合ってると思う)し、小春もいい。でもなんといっても、金城のグループに入る女のコ二人(チャーリー・ヤンとテレサ・リー)がきれーで可愛い。

 

すでに見た人

女のコ二人は気に入ってたので、途中でテレサ・リー演じるフェニックスが死んでしまったのは残念でした。このコかわいいのにー。ま、味方キャラを殺して、その復讐をさせる、という話のパターンは香港映画(日本のVシネでも)にはよくあるパターンですが。

フェニックスが口をきけない設定にした理由はよく分からないけど(セリフの言い回しがヘタだったからか?)、障害者をちゃんと活躍させたという意味で面白いです。「新宇宙戦争」や「スニーカーズ」みたいに、日本映画でももうちょっと障害者を活躍させるべき。

 

 


 

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ジャッカル

 

 

まだ見ていない人

予告で「全米で「ダイ・ハード」を超えて大ヒット」とか抜かしてましたが、大ウソですよね。ま、これを配給した東宝東和って会社は昔から誇大宣伝が多いからねえ。「サスペリア」(「決して一人では見ないでください」って、一人で見ても全然恐くなかったわ!)とか「バタリアン」(この宣伝は笑かしてもらったんで許す)とか…。「エンゼル・ハート」の「映画誕生100周年記念作品」なんて、宣伝見たときは何それ?て感じでした。

アメリカでは「ダイ・ハード」どころか、興収トップ10にもあまり入らなかったはずで、期待しないで映画の日に見に行きましたが…期待しなくてよかった。

話の展開がイージーで、そんなのありかよ?と突っ込みを入れたくなる個所が多いです。ですから、これがビデオになった時に、親しい友達とか集めて、話に突っ込みを入れながらにぎやかに見るには最適の映画です。

 

すでに見た人

この映画で評価できるところは、リチャード・ギアが元IRAのメンバーという設定通りに、ちゃんとセリフをアイルランド訛りで喋るところでしょうか。

個人的には(このページの文章全部個人的なのですが)ジャッカルを仕留めるのを女にしたところは、予想はできたけど気に入りました。

 

 


 

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大いなる遺産

 

 

眠いときに見たんですけどね、冒頭のロバート・デ・ニーロの唐突な出方で眠気が吹っ飛びました。以降、お話は快調に飛ばしてくれます。

予告にもあった、少年時代での豪邸内の噴水でのキスシーンは奇麗に撮れていいシーンです(NYでのやつもいいけどね)。こんなキスをしてみてーなーと思うのは女性だけではないぜ。女の子も品があって可愛い。

グエネス・パルトロウ(ファーストネームの読み方が人によって違うのでまぎらわしいなあ)も奇麗でいいですが、さすがに18歳代の設定は、パンフにも書いてあった通り、ムリが感じられます。この時に主人公を誘惑するシーンって、彼女のスカートの中を見せるアングルがあって、AVみたいだと思ったけど、そそるシーンではありました。こんな美人にイイことをしてもらえるイーサン・ホークは役得かもしれないけど、実際は何十人といる撮影スタッフが見ている中でこのアクションをやるんだから、役得どころじゃないよな、きっと。

運命に翻弄される男の話ですけど、いい女とキスはできるし、スポンサーはつくし、こんないい運命なら俺も翻弄されてぇっス。

グエネス・パルトロウ演じるエステラの婚約者を演じる、ハンク・アザリアは「ゴジラ」にカメラマンのアニマル役でも出ていますが、イメージが全然違ってたので、クレジットを見ても信じられませんでした。

エンドクレッジットにデジタルマットペインティングのクレジットがあって、どこにそんなもん使ったんだろうと思ったんですが、ラストの、海岸から見た廃虚となった豪邸の全景カットに使ったんでしょうかねえ。

 

 


 

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普通じゃない

 

 

まだ見ていない人

キャメロン.ディアスのキレ具合が突飛でいいです。ユアン・マクレガーが彼女に引きずられ放しというのも今風かも。この後も彼はこのお姉さんの尻にしかれ続けるんだろうなあ。

C.ディアスはすっげーきれいでした。特にY・マクレガーとカラオケ&H(?)した翌朝の彼女は最高!ホリー・ハンターは出てきた時は意外に年を感じさせない、かわいい感じがしました。

エンディングのクレイメーション(「ウォレスとグルミット」のアードマンスタジオだったかも)は見物です。

 

すでに見た人

天使が出てきているからファンタジーに分類される話ではあるんでしょうが、クライマックスで、銃弾がY・マクレガーの体を突き抜けるとこで、完全にリアルさを消したファンタジーになってしまったのが不満でした。

 

 


 

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