劇 場 版
天元突破グレンラガン
螺 厳 篇

 

 

まだ見ていない人

TV版再構成の後半。今回はいきなり、獣人族の首都であるテッペリン攻略戦から始まります。TV版でもいきなりこのエピソードまで飛んでしまっていたので、同じ構成と言えなくもないですが、この映画版ではそこの展開をテレビ版以上にはしよっています。なのでこの「螺厳篇」はTV版か、前作「紅蓮篇」を見てない人は話を理解できないでしょう。
とはいえ、TV版が大好きな僕にとって今回はクライマックスにふさわしく、TV版で泣けたシーンがちゃんと入っていて、前作以上に燃え!ました。

グレン団の死者はTV版ほど多くないのが、映画版の一番の違いかもしれません。そのおかげで悲愴感は減りましたが、あるシーンでは人が少なくてさびしさを感じました。その反動なのかラストでは新メカが出てきますが、やたらに多すぎです。

声のキャストは今回もテレビ版と同じです。なので敵の親玉であるアンチスパイラルも、上川隆也が再び熱演!「断じて否!否否否!」などの熱いセリフが聞きモノです。

 

 

すでに見た人

クライマックス前にシモンがカミナと再会するシーンで、シモンと別れる時に見送る方が、カミナとキタンの2人だけしかいないのはさびしい感じがしました(TVの時はここで泣けたので)。まあ、TV版のようにみんな死んでしまうのも、それはそれで悲しいのではありますが。

 

 


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劇 場 版
天元突破グレンラガン
紅 蓮 篇

 

 

 

深夜にTV東京系で放映されていた「天元突破グレンラガン」。それを再構成した、全2部作のパート1です。
映画はシモンとカミナに焦点を絞る構成になっています。これはTVと同様でいいのではありますが、TVに比べて時間が圧倒的に限られてしまうため、他のメンバーのグレン団への参加がはしょり気味になったのが、仕方ないけど残念です。特にロシュは、ヨーコの次くらいに重要なキャラですから、何とかならなかったものかと思います。
初めて見る人でもお話は分かると思いますが、僕のような「グレンラガン」への強い思い入れまで理解してもらえるものでしょうか…?
しかし、映画の中のシモンとカミナの熱い行動には再び燃え!!でした。この作品を特徴付けているのは、劇団☆新感線の中島かづきがシリーズ構成とシナリオを担当している点だと思いますが、「髑髏城の七人」などの彼の劇を思わせる、熱いキャラと熱いセリフにはやはり嬉しくなります。
今回のクライマックスはグレン団が首都テッペリンに入る前、四天王との戦いになります。ここはTVと戦い方が違っていて、ほぼ完全新作でしょう。中川翔子の「happilly ever after」が大いに盛り上げてくれます。

しょっぱなに映画会社のロゴが流れますが、この映画ではガイナックスやTV東京以外にいろんな会社のモノが次々出てきて、あまりの多さにげんなりしました。関係各社は嬉しいだろうけど、もうちょっと観客に気を使えないもんかねえ。
こういう短いカットは、本編中のアバンタイトルがあります。映画には所々挿入されていて、こちらはTVと同じ感じでかっこよく仕上がっています。

 

 


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