ドクター・ストレンジ

マルチバース・オブ・マッドネス

 

 

 

「Are you happy?」ストレンジに何度も聞かれる質問が、この作品のテーマでしょう。
戦争だったり不況だったり上手く行かないことが多い今の世の中では「こんなはずではない」と現実に不満がある人は多いのではないかと思います。自分もそういうところがあるし。
「ジョーカー」もそんな思うところがありましたが、そういう人たちにこの作品は刺さるのではないかと思います。
こういう、まさに「今」なテーマで話を作るやり方に、やはりマーベルは上手い!と感心させられました。
予告ではドクター・ストレンジはただの助っ人のような印象を受けましたが、ちゃんと彼の話になっているし、単純に「敵を倒す」ラストではないのも上手いところです。

中盤に出てくるキャラには思わず声を上げてしまいました(小さく)。なるほどこのやり方なら他のスタジオのキャラでも出せます。マーベルは会社の垣根を越えてキャラを統合する気かもしれません。
「死霊のはらわた」を思わせる描写があるのは、いかにもサム・ライミといった感じを受けます。

エンディング後に出てくるキャラは配信を見てないと分からないのか…?


 

 


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