ワイルドシングス

まだ見ていない人

お話を額面通りに受け取ってはいけない、と聞いてはいましたが、だまされました。実はこうだった、という所が何回も出てくる、逆転また逆転が続く話です。そのため、逆転のパターンが読めたとこもあるし、いい人に見える奴も裏の顔があるんだろうと思って見てはいたけど、最後がああだったとは･･･やられた。
「だまされる」という意味では「ユージュアル・サスペクツ」が有名でしょうけど、「ワイルドシングス」みたいに、ここまで徹底的に連続でどんでん返しをやってくれる方が面白いです。
また「ユージュアル－」では女っ気があまりありませんでしたが、「ワイルドシングス」では、「スクリーム」で悪い奴に追い回されていたネーブ・キャンベルと、「スターシップ・トゥルーパーズ」の浮気者カルメンを演じたデニス・リチャーズが、生唾もののシーンをいろいろサービスしてくれるのも楽しみなところ（撮り方がエッチ！）です。特にデニス嬢は「スターシップ－」ではそこそこの役だったから、脱ぐことはないと思っていたら、いやー何と大胆な･･･。ネーブちゃんはさすがにモロの露出はしなかったけど、この２人、禁断の演技を見せてくれます。それから、生唾もののシーンを見せてくれるのは彼女たち２人だけでないということも付け加えておきましょう。
ネーブ・キャンベルはワルを演じて（ワルだよなあ、こいつ）･･･、途中まで、主役級なのに出番があんまりないなーと思っていたけど･･･これ以上は言わないでおこーっと。
映画のパンフの中で使われる写真は、ドラマの中のスチルが基本ですが、「ワイルドシングス」のパンフでは、宣伝用に撮られたであろう、ネーブ・キャンベルとデニス・リチャーズが怪しい表情やポーズを取っている写真を結構使っていて、この２人が好きな人にはおすすめです。特にパンフ１ページ目の写真は、ネーブ・キャンベルのファンだったら喜ぶと思うなあ。

すでに見た人

マット・ディロンとケビン・ベーコンは、初めはいい人に見えたのが、途中から裏の顔を見せて驚かせてくれます。ケビン君は「スリーパーズ」で変態的な悪役をやっていたから、何かあるだろうとは思ってましたけど。この２人の関係は途中で予想つきました。ネーブちゃんとデニスちゃんがああいう関係だしね。ここまで来れば何でもありでしょう。
話も驚いたけど、ケビン君のアレが一瞬ながら、ボカシも入らないでモロに見えるとこも驚きました。といっても、ボカシが入ったらそれはそれでおかしく見えると思いますけど。
マット・ディロンの弁護士役でビル・マーレーが出ています。わざと首にギブスをしてるのがアクセントになって面白いです。この人も、最後にああ関わってくるとはびっくりでした。これが一番驚いたかもしれない。何でマット・ディロンがこの弁護士を選んだのかがひっかかってたのですが、最後がああいう形で納得でした。

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