ぼくのBMW日記(E46編)

  第43回 グレードアップ?大作戦

2002年4月末(岡山の実家にて)

誰も気にしちゃぁいないのに、つまんない見栄の張りたくなることのひとつやふたつはあるものです。わたしの場合・・・やっちゃいました。BMくんのリア右にある、グレードエンブレムっていうやつ。少し気に入らないんですね。「320i」なんだから2000ccエンジンならいいんですが、2200ccエンジンなんですもの。(意味が理解できないでもいいんです。)
とにかく取ってしまいたかったんです。

 
← 標準状態

ただ取っちゃうだけでは、芸がないかなーと思ったんで、「320i」を「322i」に替えてやろうかなーとか思ったんですが、あのエンブレムって、聞いてみると取り寄せでしか入手できないらしく、それも面倒なので中止。(インターネットオークションではたくさんありましたが、どうも馴染めないので X。もう一個320iなんかを購入して、「0」だけ「2」に変更を考えていました。)あと、BMオーナーの方々がよくやっているなんちゃって「//M」っていうのも、ぼくのはドノーマルに近いので、あんまりかなーと思い中止。結局は、すっきりさせるだけにしました。

エンブレムは、両面テープで貼り付けてあるだけなので、ギャラン時代の経験を活かしてチャレンジ。
その時は、ドライヤーであたためてゆっくり剥がしました。それで、今回も同じように実行。ところが、あたためるとエンブレムが予想以上に熱くなって触ることができません。こりゃびっくり。結局、あたためた上に釣り糸をシール部分の間に入れて剥がしていきました。たいしたことなく作業時間5分程度。きれいにシールをとって、ワックスかけてあげて終了しました。

 
← すっきり。(逆光のため光りすぎ)

満足、満足。外見は、マフラー2本出しや、フロントグリルとか6気筒車なのはわかるので、ひょっとすると「330i」かもと思われるかもしれません。(これが、つまらない見栄です。)オーナーのみ満足のモディファイでございます。

作業の次の日、朝早く出かける用事がありました。やっぱり作業したエンブレム部分が気になるものです。で、軽くチェックでびっくり。都会ではあまりありませんが、岡山の田舎では、この季節、夜よく冷えるのかクルマに露が降りていました。

クルマ全体を覆う水滴。なのに、なぜかエンブレムがあった場所の「320i」の部分にだけ夜露がついていません。「320i」の文字がクッキリ。これには、その場で少し固まってしまいました。そして何を考えるでなく、身体が自然にその浮かび上がったエンブレム部分をふき取っていました。320iの文字が、わからなくなるように・・・誰が気にするでもないその部分を。
どうでもいい複雑な想い・・・これからも夜露の降りる度に、ぼくのグレードエンブレムは、浮かび上がってくるのでしょう。なのでしょうか?

おしまい。

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