ぼくのBMW日記(E46編)

  第46回 サービスキャンペーン

2002年8月10日

7月のある日、突然届いたBMWよりの封書には、「
サービスキャンペーンのお知らせ」とのこと。早速開けてみると、「M54型エンジンで発生するエンスト防止の対応します。」みたいな内容。どうもリコールっぽい。まぁとりあえずディーラーへ入庫の予約を入れてみました。

(電話にて)
   パーアン : 「あのー。3シリーズのことで届いた封書の件なんですけど・・・」

   ディーラー : 「はい。
サービスキャンペーンですね。」

   パ : 「はい。それです。」 (
リコールなんて言わなくてよかった。)

                        :
                        :
                        :

電話での会話中、しきりに
サービスキャンペーンの言葉がでて、こりゃちょっと徹底してるんじゃないかと思えるほどの対応。それより、そのサービスキャンペーンって何のことか判っちゃいないのに・・・。とりあえず予約を入れて、後日ディーラーへ行くことにしました。

その今回の
サービスキャンペーン、どんな対応かを説明して頂くと、「エンジンの始動直後や低速走行時等に起きているエンストに対するプログラムの書き換え」なんだそうです。作業は、いままでのデータを抜き取り、プログラムを新しくインストールするんだそうです。情報のログについては、新車と同じ状態になるので、これから新規に書き込んでいくことになるそうです。(きっとドライバーのクセなんかを学習するのもそうなんじゃないかと思います。)
作業時間は、1時間程度でした。

 待ち時間に待ち合い室を盗撮

■いままでぼくのBMくんが、この件についてどうだったか?

エンストは経験なしです。だけど、エンジン始動時の件は、アイドリングで車体が揺れるような状況でした。エンジン回転が、始動時から600回転程度で、もうすこし回転あげた方がいいんじゃないかと思ってました。それでも、動き出すと停車中のアイドリングでそんなこともないので、問題ありませんでした。

■プログラム書き換え後どうなったか?

エンジン始動後の動きについては、違いを確認することができました。どうなったかというと、始動後は、1000回転ぐらいまで回転を上げて、しばらくアイドリングをします。それから徐々に回転を落としてきて600回転ぐらいで落ち着きます。暖まるまで回転を上げているようなので、以前あった車体の揺れもなくなりました。これは、よくなりました。
その他については、どんな改善点があったのかわかりませんが体感できるものはありません。現状維持ってところでしょう。あとは、気分的によいという程度です。(要するに判っちゃいないってこと)

 赤線部分が・・・

費用は無料でしたが、作業明細書をいただきました。作業項目欄には、DMEユニット プログラミング(M54)となっています。しかし、あれほど徹底していたサービスキャンペーンだったのに、明細にはリコール作業の文字が・・・プリンターまでには、指導が行き届いてないようでした。

*おまけ

サービスキャンペーンとは・・・

商品品質改善等の観点から、メーカーが必要と判断した場合に、ご使用のお客様へご連絡し、責任をもって無料修理するものなんだそうです。
リコールとは、また位置付けが違うものみたいです。


おしまい。

index