DCL 乗船日

July 30 , 2006

 明けて翌日は、ディズニーワンダーの乗船日。ただ、アニマルキングダムロッジの送迎バスは12時半発なので、出発までかなり時間があります。あわただしいのは嫌なので、パークには行かず、せっかくのホテルを満喫することに。
 当初の計画ではプールにでも入ろうと思っていたのですが、飛行機もバスもホテルも、とにかく冷房が効きすぎて寒くて寒くて、体の芯まで冷えてしまったので、とてもプールの気分ではなく、ホテル内の散歩とピントレに終始しました。(バスやホテルの窓の外側が結露するくらいガンガンに冷やしてるんです。いくら冷やすと言っても、日本で結露するまで冷やしてるところは見たことない。)

 荷物は、8時くらいに部屋まで取りに着てくれました。飛行機と違って、1つあたりの重量制限がないのが気が楽です。大きい荷物だけ預けて、夜パロに行くためのドレスや、身の回りのものだけキャリーバッグで持参することにしました。
 チェックアウト11時と言っても、エクスプレスチェックアウト(あらかじめクレジットカードを登録しておけば、自動的に精算してくれるため、チェックアウトの手続きをしなくていい)を登録しておいたので、出発まで何もすることがなく、かなり時間をもてあましてしまいました。
 
 12時半、ホテルのロビーに座っていると、クルーズに参加する人が呼ばれ、係の人についてバス乗り場に向かいます。バスの中では、ディズニークルーズ関連のビデオが流されるのですが、さすがに1時間以上の道のり、完璧寝てしまいました。

 ポートカナベラルについた時には、時刻はすでに2時。さらに、手続きのために長蛇の列に並ばなければなりません。私は、オンラインチェックイン(ディズニーの公式サイトのフォームに、事前に入力しておく)を済ませて、プリントアウトした書類を持っていっていたので、ほとんど時間がかからなかったのですが、とにかく待ち時間が長かった。当然すでにキャラクターもいないし、ホテルで時間つぶすだけだったのだから、もっとバスの出発時間を早くしてくれればいいのに・・・と切実に思いました。
 乗船前に、記念撮影をしてくれます。この後、何かあるたびにカメラマンが写真を撮ってくれて、最終的に選んで購入するシステムでした。
 

 
 ロビーアトリウムに入ると、キャストさんがファミリーネームを聞いてきます。その後、皆が「Welcome, Kujaku family !」と声をかけてくれます。まだクルーズのテンションに慣れていないので、ドギマギ。
 

 

 
 ステートルーム、カテゴリー6。ベランダ付の部屋なので、なかなか快適でした。奥のソファが、寝るときにはベッドに変わります。クィーンサイズベッド、クローゼット、開き戸収納、バーカウンター、ライティングデスク、冷蔵庫、TV、あとバスルームとトイレにそれぞれ洗面台がついていました。
 部屋に着くと、スーツケースはもうドアの前に置かれていました。とりあえず荷を解きながら時計を見たら、もう3時すぎ。アニマルキングダムロッジで軽食を取っておいたとはいえ、一応ランチを食べさせておかないと、今夜はパロに行くので、子供はまともな夕食を食べられない。と、あわててビーチブランケット・バフェに向かいました。
 
 部屋に戻って、荷物整理の続き。大きいスーツケースの中に、キャリーバッグ2つを入れるとぴったり。そのままクローゼットに立てて入れると、これまたぴったり。収納場所は充分あったので、苦労はありませんでした。
 ただ、貴重品をセイフティボックスに入れようとしても、どうしても開けられない。悪戦苦闘していたところへ、ルームホストのカークが、「問題ない?」と聞いてきた。今までホテルでこう聞かれるのは形式的なものだと思っていたけれど、今回ばかりは助かりました。どうやら、前の客が、キーをロックしたまま下船してしまったらしい。フロントに電話して来てもらい、ロックを解除してやっと使えるようになりました。下船時の説明書に、「セイフティボックスのキーは解除しておくこと」と明記してあるのに、見なかったな!
 
 などとやっていると、もう4時、ボートドリル(避難訓練)の時間。クローゼットの上段にあるライフジャケットを着て、4階デッキに集合します。デッキに着くと、もう随分多くの人が集まってる。まだ警報も鳴ってないのに、皆気が早い。だいたい集まったところで点呼があるのですが、いくら呼んでも該当者なし。ん?ん?とキャストも客も思ったところで、どうやら名簿を間違えたらしい。急いで取りに行っている間に放送が始まって、結局点呼のないまま解散になりました。ま、いっか。
 
 
 
 4時半からは、セイルアウェイ・セレブレーション。9階で盛り上がっているのを、10階から眺めました。キャラクターやキャストが一生懸命盛り上げようとしているのに、10階の客は見てるだけ・・・。5時過ぎ、ワンダー出航。後部デッキまで移動して、港から離れていくのを眺めました。
  1度部屋に戻って、一休み。さっきランチを食べさせておいたけれど、一応ルームサービスで軽食を頼みました。ただ、やっぱりおなかすかないらしく、ちょっとつまんだだけで終わりでした。この日のローテーションダイニングは、「パスポーターズ」(ガイドブック)に書いてあった、小さい子供のいるファミリーの例どおりアニメーターズパレットだったのですが、パロに行きたかったので、あきらめました。
 

 
 パロに行く前に、子供をオセアニア・ラボに連れて行きました。手続きしていると、グーフィーがやってきて、となりで自分も書類に記入。この後、オセアニアラボに現われたと子供が言っていました。
 
 7時からパロ。食事開始はまだ外は明るかったけれど、最後は日が落ちて、昼夜両方の景色が眺められました。他のレストランではテーブルメイトもいるので無理だったけれど、パロでは食事の写真もとってきました。こちら。ホストさんお勧めのチョコレートスフレがとても美味でした。ワインは、ボトルで頼めば飲みきれなくても、次の日のディナーまでキープしてくれると言うことだったので、ボトルでお願いしました。
 1時間くらいたったところで、ページャー(ポケベル)が鳴り、子供が帰りたがっているとのこと。やっぱり言葉も分からないし、友達もいないし、つまらなかったらしい。1人でチェックアウトできるように登録しておいたので、ラボに電話して、部屋に帰っているように言い、その後また食事を続けました。中途半端に小さい子じゃなくてよかった。
 

 
 部屋に戻ると、タオルアニマルがありました。初日の動物は、くじゃく。ん〜よくご存知で。って、英語ではピーコックだから・・・
 子供を寝かせた後、やっと船内散策に出かけることが出来ました。乗船初日は、乗船時間が遅かったこともあって、とてもあわただしく過ぎてしまいました。乗り物に酔いやすいたちなので、初日だけ酔い止めを飲んでおいたのですが、この後ずっと快適な船のたびで、全然酔いませんでした。