2004年5月8日
ゆうぽうと
OYTはねー、白鳥じゃないし、アダムがいなくちゃつまんないミュージカルだわ。なんて、おつきあいみたいな感覚でチケットかってたようなところもあった。が、チケットが残り少なくなるにつれ、作品のできはどんどんよくなるようだ。
そんな、こんなで、急遽、予定になかった4回目です。
本日は、今回一番の良席、4列目です。いいです。近いです。オペラグラス要らずです。
最近、すっかり好きになったイヴァンのおかげで、初っ端のロシアバレエのレッスン風景も楽しいです。回を重ねると、本当にアダム以外のところに目を向けられて、ふーんという感じで脇役の人たちもみえてきました。
ドーラン一家のタップダンス。父さんと母さんはロンドンと同じですが、ジュニアは別の子です。日本公演の子のほうが、少年らしくて、顔もキュート。彼は、実際は19歳だそうです。今度、マシューのSWAN LAKEで幼年王子やったりしてと思うほど、まだまだあどけないですが、ダンスはわりとしっかりしています。 後の場面では、学生役もやります。
マシューハート、歌うまいです。ソロの踊りがないのが残念ですが、アンサンブルの踊りさすがです。ロイヤル仕込の基礎の上になりたったダンスです。彼は、タップダンス側ですが、ロシアバレエ側で、クラシックも観てみたかったなと思います。マシュー、バックステージもいい人です。山手線の中でいっしょに乗っていってしまいました。こんなに気さくだけど、彼は、ビデオマイヤリングでしっかり、ソロを踊っているのです。アダムより目立つよ。
本日のサラは、いつもより、のりのりだったように思えます。実際のベラは、サラよりも年齢は上だと思われますが、プライドが高いけど、少女のように無邪気なプリマドンナを演じるサラは本当に楽しそう。アダムの奥さんなのねー、と10番街の殺人のぴったりと息のあったダンスをみると実感します。あーゆーダンスは、奥深くつながっていないとしっくりこないんだろうな。
イヴァンカバレッリさん。回を重ねるごとによいです。イレクのようなあくの強さはないけど、見た目のスマートさがバレエ団のスターダンサーという役どころにぴったり。何よりも、プリンセスゼノビアの時のコミカルな演技と、ちゃんとした踊りと、両方好きです。ちゃんとした踊りをみると、彼の海賊をみていみたいと思う。これは、劇中劇なので、コミカルなどつきあいも仕方ないけど、ふざけていないゼノビアならどうだろうと思ってしまうくらい、彼のダンスをちゃんとみてみたい。好きです、イヴァン。今日、タオルプレゼントしたら、チュ、チュって、頬よせてきた。こんなことで、舞い上がってしまうなんて、節操ないわ、わたし。わたしには、アダムという人がいるのに。でも、好き、イヴァン。今日は、客席から、アダムを狙ってピストルをかまえる姿をみつけることができました。このシーンは、アダムのダンスが素敵すぎて、他には目がいかないんだけど。今日は、あなたをみつめてしまったわ、イヴァン。
アダム、今日は、ネクタイまがっていて、とても気になったわ。スモールホテルのところ。フランキー何気に直してあげてほしかったです。スモールホテルは、唐突であんまり好きなシーンじゃないけど、フランキーと踊るシーンはよいです。後ろ向きに飛び上がるところは、絵のようね。フランキーも負けずに踊っており、浮いてなくて大変よいです。
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