◇コメント
2004年5月3日
帝国劇場
エリザベート:一路真希 トート:内野聖陽
フランツ:鈴木綜馬 ルドルフ:浦井健治
このミュージカルも、はまれば、はまるらしい。音楽の力だと思うけど。浦井君のせいかも。4月は、絶対に行かないわ。アダムも来るし、5月にチケットかってあるし。と、いいつつ、当日券並んでみちゃいました、18日。デマチまでして、浦井君のかわいさにやられてしまいました。どんなに、内野が河村隆一であったとしても。
と、いうわけで5月3日。
本日は、初のB席。4千円です。うーん、いいこの席。前に人はいないし、このお手ごろ価格。上から眺めると、出演者の体型ばっちり目立ちます。と、いうことは、内野氏の顔大きい疑惑と、浦井君の8頭身、コントラストのように映し出します。
もう、ウイーン版死ぬほど聞いたし、宝塚版2バージョンみたし、山口さんバージョンの録音版も聞いたし、中味は全部頭にはいってる状態です。と、なると、みるべきところがはっきりしており、こういう楽しみ方もあるのねという感じ。何度みても、いや、聞いても、わたしはもう、決して、内野トートを受け入れることはできないでしょう。彼がノリノリになれば、なるほど、彼の中の河村隆一があらわれてきて、わたしを笑いのつぼへいざなうのです。どうか、もう歌わないでくれ、内野。バランスの悪さをのぞけば、ビジュアル的にはそんなに悪くないし、演技はいいのだから。
浦井君、ますます悲劇度アップです。ガラスの皇太子という繊細さを全面に押し出してきましたね。ちょっと、やりすぎかも。ルドルフって、わりと女遊びして、わがままだったわけだし、死んだときは31歳なんだから、もっと大人の男の人でもよかったんじゃないかしら?ママは、僕を見捨てるんだね、、、のせりふは、ずいぶん間が空いたので、えー大丈夫?と思ったけど、自然に流れたのでほっ。ダンスのシーンは、手足長くて、ダイナミックでよいです。もっと、丁寧に踊れるようになると、もっとよいです。だんだん慣れも出てくると思うけど、いつまでも、ういういしく、でも、成長しながらあなたのルドルフをきわめてね、浦井君。
っと、結局、何をみているかというと、2回目以降は、浦井君しかみていないのでした。
浦井君が成長して、鈴木ソウマさんのようにフランツヨーゼフを演じ、山口祐一郎のようにトートを演じられるようになるといいわね。
そうしたら、わたしは、もうおばあさんになっちゃうけど。
デマチは、プレゼント渡して、写真ばんばん。ミーハー全開。
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