2007年2月17日
天王洲銀河劇場(東京)
石井慎一、戸井勝海、宮川浩、山形ユキオ、結樺健、野沢聡、新野慎也
伊東恵理、鈴木ほのか、高橋洋子、Tina、中山真美、花木佐知子、真織由季
これ、よく知らずにチケット買っちゃったんですよね。とにかく、戸井さんと宮川さんが出てるんだからと、年末に引越し日程にかからない日に予約したわけです。特チケじゃないんですよ。曲目が発表になって、あれ、これだめかもと思ったんですけど、まあまあ、新しい発見があるかもと気をとりなおして、、、、ん〜、でも、やっぱり好きじゃないみたい。
で、これは何かというと、コンサートですね。曲目は、いわゆるロックミュージカル、それも60年代、70年代、それにちょこっとその流れを汲む80年代とか90年代も。後半は、ミュージカル’Godspell'のGalaコンサートですかね。’Godspell'は、戸井さんと宮川さんが共演していたらしいのですけど、その頃は、わたしは、知らなかったし。なんで、このコンサートにこの2人がいるんだろうというくらい違和感あったのですけど、どうも’Godspell'の流れであったようです。
歌唱力のレベルという点では、かなりよかったのです。出演者は、悪いけど、ほとんど知らない人ばかり。年齢は、けっこう高くて、だいたい30代後半から40代で、20代後半がちょっとまじっているくらい。この年齢の人は、なかなかこれという役がないのか、実力のわりには有名じゃないようです。経験と実力のある人々が、こうして集まると、きっと歌い手としてのプライドは火花を散らし、きっとよき相乗効果がでていたのでしょう。
特によかったのは、伊藤恵理さんと高橋洋子さんの’ジーザスクライストスーパースター’の'I don't know how I love Jesus'。 伊東さん、顔もかわいいし、年齢はいってるけど、’ジキルとハイド’のエマ役やってほしいと思いました。この人がやったら、絶対に作品のレベルが3つくらいあがると思います。高橋洋子さんもよいですよ。この人は、ミュージカルの人じゃないんですけど、表現力があるのです。できることならば、このお2人でミスサイゴンの’I believe'を歌ってほしいです。
戸井さんと宮川さんの共演があったのは嬉しかったです。これは、たぶん’Godspell'の歌でしょう。よかったのですけど、なんか物足りない気分です。どうせなら、’Rent'の題名は知らないけど、’I live in America.'の歌詞がある歌うたってほしかったです。せっかく、戸井さんと宮川さんなのに、なんか、このコンサート2人のテイストじゃないと思います。なんか浮いてたような気もするし。わたしのまわりは、大盛り上がりでしたけど、わたしはのれなかなったので、わたしも部外者みたいでした。
このコンサートで気になったこと。それは、みんな衣装が変。すごい変。特に戸井さんが一番変でした。ピンクのポロシャツにネクタイ、縞のジャケットにジーンズ。宮川さんは、わりといいかもと思ったけど、シャツのすそが片側でて、片側隠れているのがどうも。そうして、見渡すとみんなみんな変でした。選曲といい、衣装といい、わたしは、つくづくこのコンサートの主旨にマッチしていない客だったようです。
このようにいまいちだったなと思いつつ、帰ろうと思ったら、宮川さんの奥様、大輝ゆうさんとお嬢ちゃんとおみかけしました。大輝さん、あいかわらず、すご〜く細くてお美しかったです。お嬢ちゃんは、お母さんによく似た美人さんで、普通の小学生の女の子らしい服装で、好感がもてました。すてきなパパとママでうらやましいです。
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